演出家でタレントのテリー伊藤さんが、フジテレビ系トークバラエティ「ボクらの時代」に出演。落語家の笑福亭鶴光さん、タレントの稲川淳二さんと対談し、ネット時代の誹謗中傷問題について語りました。
テレビ業界の規制が話題にあがると、鶴光さんがテリーさんに「今うるさいでしょ、どないしてんの今のテレビは?」と質問。
すると「テレビはゆがんできちゃってる」と前置きし、「世の中が批判することに、日本人が人を批判する天才になってきている。これが僕的にはものすごくつまらなくて」とコメント。
続けて「ネットなんかでも、人を批判したり追い込んでいく。だから(ネットを)見ないんですよ。嫌になってくる。とりあえず面白いことを言ってることが好きなんで」と持論を展開すると、鶴光さんもこの意見に賛同。
「人を批判すると、あんまり周囲も愉快にはならんのよ。言われている人も嫌やし、言うてる本人も俺は何と器の小さな人間なんだと、慈悲とか愛の心を持てんのかってなるやんか」と語っていました。
この放送を観た視聴者からは「ほんまそれ。批判できる人は余程の聖人か憂さ晴らし。」「すごくわかる。そのアンチコメント発想する力あるなら、企画書でも上手につくればいいのに」などの声があがった一方、「え?お前が言う?」「そもそもマスコミとか野党がそれでワイドショー等でテリー伊藤氏らがやってきた行動が真似されてるのだから『お前が言うな』って部分が多大にあるんだけど内容については同意」「そうだよね、自分は批判しても、自分に対する批判はね」「テレビをつまらないものにした立役者のひとりが、何を偉そうに」「良く人の事、言えるなあ」など批判の声も相次いであがっていました。
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