２０１９年１２月１０日放送のガイアの夜明けでは、大戸屋の時間外労働是正に密着し、問題となっている店主の労働環境について放送しました。

 

 

しかし、視聴者からは「密着に見せかけた告発の回」とされ、「人手不足飲食店業界の闇を見せてくれた大戸屋」や「密着されてメリットあるの？」といった声が多く、大戸屋に対する悪印象が強かったようです。

 

ガイアの夜明けって企業の闇を明らかにするための番組なの？

— 千夏 (@26chinatsumu9) December 11, 2019

本当に久々に恐ろしい番組を見た#ガイアの夜明け は結構見ていて、へー！とか、なるほどねー！みたいに思う事の多い番組だったように思うんだけど#大戸屋 のは本当に大戸屋OKしたん？ってくらい胸糞悪い内容だった
特に社長
何であんなに他人事みたいな口調だったんだろう
明日大戸屋ガラガラそう…

— みき※独り言 (@kouklamou_miki) December 10, 2019

 

今年４月から施行された「時間外労働の上限規制」で、時間外労働の上限が月４５時間までと定められました。ガイアの夜明けでは、時間外労働上限を超える３人の大戸屋店主と社長による環境改善を放送。その結果、「ガイアの夜明けって企業の闇を明らかにするための番組なの？」等という意見が沢山寄せられました。

 

 

SNS分析ツールによるツイートの分析結果、９４．０%がネガティブな反応を示しています。頻出関連語には「社長」「無能」「現場の状況」などが多く見られる中、「ブラック企業」「恐ろしい」などの単語多数ありました。

 

 

大戸屋社長・山本匡哉さんが番組内で発言した、「目が死んでるんだけど。本気でやってるように見えない」との言葉に批判が集中。

 

全国の大戸屋店主が集まる「店主会」で、１００時間や９０時間など長時間労働の実態が報告され、山本社長はこの言葉を発しました。これに対しTwitterでは、「お前が殺してるんだろ」など意見が続出。

残業時間が常態化してる大戸屋。
社長は現場の状況を知らないために残業の原因がわからず店長の努力不足のせいにしているように見える。

戦略の道を示さず精神論のみで語る奴は無能。#ガイアの夜明け　#大戸屋 pic.twitter.com/ePuCcVFynf

— びず@ケアワーカーのキャリアとお金のはなし (@5mins_asset) December 10, 2019

すげぇな大戸屋…。

商売のシステム構築せずに、社長が精神論と根性論で業務改革を店舗に指示しとるで?

お店なくなるよ？じゃねーよ。

お 前 が や る ん だ よ ！ ！ ！#ガイアの夜明け #大戸屋 #ブラック企業

— かもすん (@kamosun03) December 10, 2019

今日はかなりヤバイ。大戸屋の密着。社長は現場のバイト上がり。発言も「本気なの？目が死んでるけど」から始まり
店長もバイトに「はぁー。。遊びじゃないんだから」とか平気で言ってるし、「残業代減ったら生活出来ない」とか典型的に末期な状況。密着されてメリットあるの？？#ガイアの夜明け

— 1room (@oraorao) December 10, 2019

 

学生時代から大戸屋でアルバイトをして、社長になったという山本社長。現場の声を聞いてバイトの時給を上げ、残業が減り給料が下がることを懸念していた店主に「頑張ったら給料が減ったという仕組みには絶対ならない」と確約していましたが、「こんな社長の会社なら行くの控えようかな」や「労働環境を全く見ず理念しかしゃべれない人間」と批判の声が続出しています。

 

 

 

ガイアの夜明けは、過去にはレオパレス、大塚家具、アリさんマークの引越社、コンビニオーナー、外国人技能実習制度…等々、様々な闇の部分を暴いてきました。

経営側が良かれと思ってやっていることが、実はパワハラやブラックにつながっているということに気付かせ、世間に広めるという意味でも優秀な番組だと、今回の放送を受けて評されました。

今後の密着にも期待です。