10月27日、ミュージシャンGACKTさんがInstagramに1枚の写真を投稿しました。
その一枚の写真が、多くの人の涙を誘ったのです。
写真の中、墓前に座ったGACKTさんが線香をあげ、語らうように目の前の墓石を見つめています。
GACKTさんがこの日に線香をあげに行ったのは、2008年10月5日に亡くなった俳優の緒形拳さんのお墓です。
■緒形拳さんのプロフィール
本名:緒形 明伸(おがた あきのぶ)
生年月日:1937年7月20日
没年月日:2008年10月5日(71歳没)
出生地 :東京府東京市牛込区(現・東京都新宿区)
身長:173cm
血液型:B型
職業:俳優
ジャンル:演劇・映画・テレビドラマ・ナレーター
活動期間:1960年 – 2008年
写真:blogs.yahoo.co.jp
GACKTさんは2007年放送のNHK大河ドラマ『風林火山』に上杉謙信役として登場し、上杉の家臣である宇佐美定満役の緒形さんと共演していました。
写真:officiallyjd.com
2017年10月6日、GACKTさんは緒形さんのことを次のようにブログで語っています。
あの時のボクは疲弊していた。
色んなプレッシャーに潰されそうにもなっていた。
アンチも敵も多かった。
そんな中で彼がボクに与えてくれた厳しい教えと、
優しい眼差しはボクに大きな自信と安堵をもたらしてくれた。
この人のために頑張ろうとココロから思えた。
あの出会いがあったからこそ、
今のボクがある。
もう亡くなってかなり経つが、
まるでつい最近の出来事のようにも思える。
そんな父さんに合掌。
今日はゆっくりと色んなことを思い出しながら、
酒を飲もう。
この想いが届きますように。
引用:GACKTオフィシャルブログ
ずっと支えてくれた緒形さんはGACKTさんにとって「父親」とも呼べる存在であり、そんな緒形さんのお墓には、今やっと線香をあげることができたのだそうです。
「線香がよく燃えるのを見ると、なぜか想いが届いてるんじゃないかと思ってしまうのは弱ってるからか」とインスタグラムのハッシュタグでコメントをしているGACKTさん。
心の弱りを感じた今、緒形さんの墓前に行きたかったのかもしれませんね。
感慨深い写真には、「忙しい中、行けてよかったですね」、「想いはきっと届いています」、「緒形さんも喜んでいると思いますよ」などの暖かいコメントが多数見られました。
GACKTさんは、緒形さんに何を伝えていたのでしょうか。
きっと、大河ドラマの撮影で励まされた時と同じく、パワーをもらったことではないのでしょうか。
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