フリーアナウンサーの田中みな実(33)さんの写真集『Sincerely yours…』(宝島社)が、60万部を突破し話題となっていますが、海の向こうの台湾でも、意外な日本人女性の写真集がバカ売れしています。元卓球選手の福原愛(31)さんです。
2月7日に発売された写真集のタイトルを日本語に訳すと『どんな泣き方だって、私は準備ができている』。撮影は日本が誇る著名カメラマン・篠山紀信氏です。
「台湾人の妻であり、中華圏でも知名度の高い福原さんの自伝的な著書を出版したいという企画が昨年持ち上がり、福原さんとそのマネジャー、篠山さんで計画を進めてきました。台湾では写真集は3000部でベストセラーですが、1万部も刷って、書店での売れ行きは好調です。今後は、日本や中国での発売も視野に入れています。」と、発売元の三采文化出版社(台湾)の担当者は話します。point 308 | 1
2016年に結婚した卓球選手の江宏傑(30)選手とともに、彼の出身地である台湾で生活する福原愛さんは昨年第2子を出産しました。育児の傍ら、台湾を足掛かりに中国を含めた中華圏での芸能活動も軌道に乗っています。パナソニック台湾のCMシリーズに夫婦で出演するほか、ミズノの中国市場でのアンバサダーも務めています。
同書は、写真と文章からなる全196ページで、フォトエッセイ集ともいえます。
写真は彼女のアンニュイな表情を切り取ったカットが並びますが、露出度は極めて低く、披露しているのはワンピースから覗く二の腕程度です。彼女のファンが注目しているのは、写真よりも文章で吐露されている彼女の内面です。point 347 | 1
「愛ちゃんは明るい性格だと思っていたので驚きました。自分の性格の二面性や、子供のときから有名人として育った苦悩、その結果習得したという、下心ある相手を瞬時に察知して排除する能力などが語られています。“私のことを福原愛として接してくる人とは、距離をとりたくなる”という言葉もあり、スターゆえの悩みをうかがい知れました。」と、福原愛さんのファンだという50代の台湾人女性は話します。point 248 | 1
いわば“ブラック愛ちゃん”の一面を見せています。そんな彼女の「心」を掴んだのが、夫の江宏傑選手です。
「愛ちゃんの苦しみが伝わってきて読み進めるのがしんどいな、と思っていたら、途中でガラリと変わる。夫への愛が語られ始めるんです。彼女を変えた存在が、夫の江さんなんです。」と、先ほどのファンは続けます。
福原愛さんが言うには、江宏傑選手は彼女に対して何でも「関与」してくるのだといいます。
「金銭面での応援、育児などに積極的に“関与”してくれると彼女は表現しています。江さんは愛ちゃんの買い物によくつきあうそうで、“イヤリングをつけるのを手伝ってくれる”や“私にどんなデザインが似合うのか考えてくれる”など、ラブラブな様子。こちらが赤面するほどです。」
ふたりのおしどり夫婦ぶりは、中華圏では有名だといいます。2018年には、中国のリアリティー番組『幸福三重奏』に出演しました。有名人夫婦の私生活を観察する番組で、カメラの前でキスを連発するなど、甘すぎる夫婦のやりとりが放送されました。point 498 | 1
その一方で、最近はバッシングの声も聞こえるといいます。
「中国や台湾で愛ちゃん夫婦は、“キラキラ夫婦”と呼ばれています。愛ちゃんのインスタグラムでも、眩しいほどラブラブなふたりの写真がアップされていて、快く思わない層がいるのも事実。ひたむきな彼女を応援していたファンは、最近の“アダルト愛ちゃん”を見たくないのかも。SNSには“新型肺炎で大変な時期に、よく出版したな!”などのやっかみも出ています。」と、現地ジャーナリストは語ります。
日本で発売されれば、不倫スキャンダルとは違う“驚き”を与えてくれるでしょう。point 311 | 1
このニュースに、日本のネット上ではこのような声が上がっています。
・幼少の時からマスコミにちやほや、されている、この人はずっとマスコミに露出する人。たぶん性格に2面性のある方だと推察します。ただ言えることは2〜3歳から卓球をやらせてずっと支えた母親に感謝することだ。で今がある。東京オリンピックでまた,マスコミに出てくるのか。
・勘違いってスゴイよね。
・元スポーツ選手っていつから芸能人になったの?この人と家族のドキュメンタリーって多かったけど、「泣き虫愛ちゃん」を売りにしていただけでは?そういう環境で育ったからいつまで有名人感覚が抜けないのかもですね。
・一日100回キスするの見てから嫌いになってしまった…別にいやらしい感じではなかったけどドン引きした。
・台湾の友人から聞く話だけど、は30代の女優さんの方がグラビアも売れるし人気もある。日本は10代や20代前半がやたらともてはやされるのには疑問に感じる。と言ってた。その文化の違いがヒットの成功にあると思う。