6月3日に放送された『とくダネ!』(フジテレビ系)が報道の在り方に問題があるとの声があがり、ネット上で物議を醸しています。この日、同番組は〝東京アラート〟発動後の歓楽街について特集。マスクをせずに営業するゲイバーが取り上げられていました。
東京アラートの発動当日に営業しているお店を取材していた同番組。新宿二丁目にあるゲイバーを訪れた番組スタッフは、〝マスク〟をしないで営業していたオーナーママへ理由を尋ねました。
ママは普段はマスクを着用しているという一方で、「(今まで通りの)パフォーマンスができないんだったらやる意味ないのかな」「来てくれた人に申し訳ない」などの理由で営業中だけ外していると語っていました。
視聴者からは、今もなお収まらないコロナ禍にもかかわらずマスクをしない接客スタイルに、次のような批判の声が続出しています…
《店側がしっかりマスクして客を守らんと》
《こういう店は指導できないの? 他のちゃんとしてる店がかわいそうだわ》
《オーナー個人に『ありえない』と思った。泣く泣く店を畳む方も多いのにふざけてんのか》
ただ一方で、番組側の報道の在り方について異議を唱える人も中にはいたようです。
今回、番組側にも批判の声が上がった理由は、放送中に流れた〝テロップ〟などの編集が原因だと言われています。
『ゲイバー〝マスクせず〟接客』というテロップが流れていたため、見る人によっては二丁目のお店全般がマスクをしない接客をしていると捉えてしまった可能性も。
また〝バー〟とだけ表記すればいいものを、わざわざ〝ゲイバー〟と紹介するあたりはLGBTに対し、〝偏向報道〟していると思われても仕方ないでしょう。
最近では同じフジテレビ系で放送していた『テラスハウス』も、今回のように特定の人だけを悪者にするような編集がされていました。同局はこのテラスハウスの一件が問題視されているにもかかわらず何も学んでいないのでしょうか…。
もちろん、今回取り上げられたゲイバーはコロナ対策を怠っていることに責任はありますが、あえて視聴者の反感を買う放送内容にする必要はあるのかと…。
視聴者から番組側に対し以下のような指摘が寄せられています!
《執拗に『ゲイバー』とテロップ流すの、悪い意図を感じるんだが》
《一部を切り取って〝ゲイバー〟と括り、感染症対策をちゃんとやっているお店が大半のはずなのに〝困った街〟に映す報道。とくダネに抗議したい》
《非難をゲイバー全般に向けようとするとくダネ。これがフジにとっての正義なんですかね……》
《てかテラハの件もあるし、わざと炎上させて叩く材料にしようとしてる?》