人気が高いテレビ局の代表格であったはずのフジテレビ。しかし近年では「月9枠」の人気低迷や、マンネリ化したお笑い番組など……視聴者離れが進んでいると言われています。その裏には「韓国」との関係も影響していると言われていますが、実際のところはどうなのか調べてみました。
■フジテレビ概要
正式名称 株式会社フジテレビジョン
放送対象地域 関東広域圏
本社所在地 東京都港区台場2丁目4番8号
創業 1957年11月
(2008年に新設分割のため、新会社としての株式会社フジテレビジョンがスタート)
代表取締役会長 嘉納修治
代表取締役社長 宮内正喜
1957年にその歴史をスタートさせたフジテレビですが、2008年には社名を株式会社フジ・メディア・ホールディングスへと変更しています。それと同時に、テレビ放送関連事業を、新会社となる「株式会社フジテレビジョン」へと事業譲渡。現在の体制へと変化しました。
■フジテレビ人気に陰りが生まれ始めたのは……!?
バラエティでもドラマでも、斬新な企画と奇抜なアイデアで、常に高視聴率をキープしてきたフジテレビ。「テレビといえば、フジテレビが基本!」というご家庭も多かったのではないでしょうか。90年代のトレンディドラマ全盛期も、2000年代のお笑いブームも、フジテレビが様々な流行を生み出してきました。
しかしいつのころからか、そんな人気に陰りが生まれ始めます。2010年ごろから、フジテレビでは韓国ドラマなどを多数放送・再放送をし、韓流アイドルグループもどんどん売り出していきます。もちろん「当時の流行だから」とみる向きもあったのでしょうが……「正直、やりすぎなのでは?」という意見もあったのも事実です。
■2011年には大きな騒動に
こうしたフジテレビの流れを受け、俳優・高岡蒼甫さんがTwitterで自身の考えを呟いたことから、大きな騒動に発展しました。高岡さんの発言は、フジテレビの「韓国びいき」ととられるような放映内容に対して、否定的な意見を述べたものでしたが、その後所属事務所を解雇されています。
しかしインターネット上には高岡さんの考えに共感する方も多く、デモ活動にまでつながりました。
■なぜフジテレビは韓国と密接に関わるのか
なぜフジテレビが、それほどまでに「韓国」にこだわるのか、その理由には諸説あります。2005年のライブドア買収がきっかけで、海外資本が流れ込んだことが原因とする説や、フジテレビ自身が韓流アイドルブレイクのために多額の費用を投じていたため、戦略的にそうするべきだったという説などがあります。
またフジテレビの権力者が、もともと韓国との関係が深かった、なんて説も存在しています。
■今なお批判の対象になることも……
フジテレビと韓国の関係性について、現在でもたびたび議論が沸き起こります。とはいえ「本当に面白い番組」であれば、視聴者は見るはず。以前の勢いを思い出し、家族みんなで楽しめる作品を、多数生み出していただきたいところです。