8月20日から22日にかけて開催された『フジロックフェスティバル』に人気アーティスト『ASIAN KUNG-FU GENERATION(アジアン・カンフー・ジェネレーション)』のボーカル&ギター・後藤正文さんが出演。
ネット上に出演理由を書き綴ったのですが、大ブーイングとなっています!
フジロック開催前日の19日、情報配信サービス『note』に自身の思いを投稿した後藤さん。
《何からどう書けばいいのか、悩ましい。フジロックに参加するSIRUPの誠実なツイートを読んだ。コメントも付けてRTもした。自分の意見を表明したSIRUPだけに様々な言葉を引き受けさせるのではなく、ひとりの出演者として、俺も批判される立場を引き受けたいと思う》とつづり、シンガーソングライター『SIRUP』のツイートを引用。
『SIRUP』は次のように注意書きツイートを投稿していました。
《事前にPCR検査を受けたり、当日にもう一度抗原検査を入場前に実施したり、参加中の際にもこのような状況下で開催されていることを今一度意識し、ガイドラインを確認し厳守するなど、可能な限りの行動を取るよう一緒に心がけていただけたら嬉しいです》
後藤さんは、《情けないが、正直な自分の胸のうちがこれだ。もちろん、感じていることや考えていることのすべてを順序立てて、ここに書く技量もない。整理されていない言葉もたくさん抱えている》《「予期できたのではないか」と言う言葉もあるかもしれないが、それもまた、市民どうしがお互いに向ける言葉というよりは、政府に向けるべき言葉ではないかと思う。感染症対策の責任は本来、彼らにあるはずだ》と政府を非難。
「フジロック」について長々と言い訳を書き、結局「政府が悪い!」と非難した後藤さん。ネット上では非難ゴウゴウの大ひんしゅくをかっています!
《さすがにオリンピック地獄と言ったなら、自分たちも同じ地獄を作った側の人間であるというスタンスじゃないとダメですよね? まずはきちんと反省すべきではないでしょうか》《感染症対策の責任は政府にある? 国民全員が気をつけなきゃならないんだよ。政府が収められるなら世界中でとっくに収まってるわ》《音楽活動が厳しいならバイトすればいいんじゃないですか? みんな一生懸命働いてますよ。政府に責任があり、自分で責任が取れないならなおさら出演見送ればよかったのに》《俺らは政権批判したらだめなの?のひと言にガッカリです。地元の人たちが心配なのも分かっているのであれば政権批判等せずに自分に出来ることをしませんか? なぜそんな批判するのですか?》point 321 | 1
さらに、フジロックのステージ上では『タイマーズのテーマ』の替え歌で、「ガースーもうやめてくれ、棒読み答弁聞きたくない」などと歌い上げていた後藤さん。
このステージに、「めちゃくちゃ白けた」「この後に及んでステージで政府批判は引く」「好きだったけど本当に見たくもなくなった」といった批判の声がネット上で相次ぎました。
多くの非難が殺到したためか、後藤さんは21日に《Twitterについては、しばらく休みます。今年に入ってから自分の担うべき役割についてずっと悩んでいましたが、決心がつきました。また、どこかで書きます。意見を下さった皆さん、応援してくれた皆さん、どうもありがとうございます》とツイート。
フジロックを巡り波紋を広げ続けてきましたが、ステージでの後藤さんのパフォーマンスにも多くの人がドン引きしてしまったようです…。
[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止(違反時の法的措置)]