globeのヴォーカリストとして活躍したkeikoさん。活動を続けながら、同globeのメンバー「小室哲哉」さんと結婚しました。しかし、2011年から病気療養中で活動を休止しています。その病状と復帰の目処について解説します。
90年代に輝いた国民的音楽グループ「globe」
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1995年にデビューした音楽ユニット「globe」は、デビューアルバムで400枚、ダブルミリオンを記録した曲や多数のメガヒット曲を有する、まさに一時代を築いた音楽ユニットです。メインボーカルのKEIKOさん、コーラスから各種楽器を担当する小室哲哉さん、そしてヴォーカルとラップを担当するマーク・パンサーさんの3人で活動をしていました。しかし、現在はKEIKOさんが病気療養中で、小室哲哉さんとマークさんの2人で活動することに。現在病気療養中のKEIKOさんも順調に回復してるとのことで、2016年から2017年に回復したKEIKOさんの歌声がアップロードされていたりと、復帰も間近になっているのかもしれません。point 403 | 1
KEIKOさんの病状とは?
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病気療養中、果たしてどのような病気なのか?事件は2011年の10月24日にまで遡ります。当時家に居たKEIKOさんは首の後部に激痛を覚え、それを訴えた直後に倒れてしまいました。幸い小室哲哉さんが側にいて、病院もすぐ近くだった事から最悪の事態は回避することができました。症状は「クモ膜下出血」です。クモ膜下出血とは、脳を覆う層の「クモ膜」と「軟膜」の間に出血してしまい、脳脊髄液の仲に血液が混入してしまった状態です。突然死の6.point 302 |
6%が該当するという症状で、男性よりも女性、若者よりも50代60代の高齢で好発する症状です。幸い緊急搬送からの手術が迅速だったために、目立った後遺症も少なく、命にかかわる事態に発展することはありませんでした。point 104 | 1
病気の影響、後遺症は?
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ただ、手術が迅速だったとはいえ、後遺症も影響もまったくなかったというわけではありません。KEIKOさんに残った後遺症。それは「記憶障害」です。といっても記憶喪失になったというわけではありません。夫である小室哲哉さんのことも、大切なメンバーであるマークさんのこともしっかりと記憶しています。ではどのような記憶障害があるのか?それは現在記憶が無いということ。一部の記憶がすっぽり抜け落ちてしまっているのです。それは新曲に関する記憶であったり、自分の記憶であったり。インタビューによると、現在のKEIKOさんは「小学生高学年、あるいは中学1年生の思春期・反抗期の女の子のようだ」という事です。身体的には問題は無い、ただ脳だけはどうにも戻らない。歌に関しては素敵だと考えてはいるものの、歌手として歌えるかと言えば今は不可能。それがKEIKOさんの現状です。point 466 | 1
復帰はできるのか?KEIKOさんのこれから
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復帰はできそうなのか、というファンの疑問。現在は小室哲哉さんと共にカラオケにいったり、歌を歌ったりと「歌」と言うもの自体は好きで居るようですが、やはり曲の記憶が無いというのはかなり厳しいものがあります。また、日常生活でもお手伝いさんや小室哲哉さんが居ないと満足に生活できない状態のため、やはり音楽活動の復帰は厳しい所があります。歌唱力に関しては、しっかりと歌うようになって問題は無いそうです。しかし、直近記憶が失われるのは歌詞を覚える必要があるヴォーカリストにとっては致命的、果たしてどうなるのでしょうか。point 253 | 1
まとめ
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以上、globeのヴォーカリストKEIKOさんの病状に関する解説でした。かつては5億円騒動で問題となった小室哲哉を支えたKEIKOさん。現在は立場が逆転してしまいましたが、それは逆に小室哲哉さんも、KEIKOさんを見捨てず支えているというお互いの愛の証でしょう。現代医療は進化を続けています。いずれはこういった記憶障害も回復できるようになる、そう信じていつの日かファンの前で歌うKEIKOさんを待ち続けることしかできません。point 293 | 1