日本でも有名なサッカー選手のD・ベッカム選手の奥さんとして、2000年代に日本でも有名になったヴィクトリアベッカムは、自身のファッションブランドを設立して今や世界的デザイナーの一人にまで成長しています。そんな彼女の現在のデザイナーとしての活躍ぶりをご紹介します。

アイドル時代

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1974年生まれのイギリス人女性・ヴィクトリアアダムス（現在のヴィクトリアベッカム）は、10代の頃からエンターテインメントの世界に強い憧れを持つようになり、ダンススクールに入学しました。そんな中、オーディションに合格して1996年にスパイスガールズという女性アイドルグループのメンバーの一人としてデビューしました。デビュー曲の「ワナビー」は世界的な大ヒットとなり、日本でも1996年を代表する洋楽ヒットとなりました。なお、当時は来日して積極的なPR活動も行っており、バラエティー番組に出演する事もあったため、メンバー一人一人のことは知られてはいなかったものの、グループ自体は日本のお茶の間でも有名な存在でした。その後、スパイスガールズは1998年まで黄金期を迎えていましたが、メンバーの不仲などから2001年に解散し、ヴィクトリアはソロ歌手として活動するようになりました。point 459 | 1

結婚して改名、またファッションデザイナーとしても活躍し始める

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私生活では、甘いマスクと世界有数のテクニックで、1990年代から全世界でアイドル的な人気があった英国人サッカー選手のデイヴィッドベッカムと1999年に結婚しました。それにより、2001年にソロ活動開始からはヴィクトリアアダムス改め、ヴィクトリアベッカムに改名しました。そんな彼女は、2002年の日韓W杯開催時に日本の女性達の間でベッカム選手の人気が爆発して以来、その妻として夫と共に「時の人」となり、日本でも知らない人はいないほど有名な存在となりました。2000年半ばからは日本にてデザイン関連の仕事をするようになったことをきっかけに、歌手からデザイナーへと活動領域が変化していき、自身のファッションブランドをスタートして本格的にデザイナーとしての活動するようになりました。point 337 | 1

自身のブランドが世界的なブランドとなる

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ハイファッションの世界とは、どんな有名人がブランドをスタートしても、実力がなければすぐに忘れられる厳しい世界です。実際にこれまで音楽業界から転身して世界的デザイナーになった人は皆無に等しい状態です。そんな厳しい世界の中で、彼女の名をそのまま冠したブランド「ヴィクトリアベッカム」は地元のロンドンではなくNYコレクションに毎シーズン参加するようになり、シーズンごと評価を高めていきました。そしてNYでの活躍が認められ、2011年の「ブリティッシュファッションアウォード」にて、英国デザイナーにとっての最大の栄誉である「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。point 369 | 1

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これによりブランドのランクはさらに上がり、今では関係者の間でNYコレクションの中でも最高ランクの実力派ブランドの一つとして扱われています。ショーに出るモデルもトップブランドでないと雇えないようなギャラの高いスーパーモデルばかりで、そういった事からも、いかに大きなブランドへと成長したかがよくわかります。

今後のさらなる活躍に期待

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音楽界から転身して世界ファッションデザイナーになるという、今までほとんど誰も出来なかったことを実現したヴィクトリアベッカムは、本当に素晴らしいファッションデザイナーです。今後も、ハイファッションの世界でどんな活躍を見せてくれるのか、見物です。