パク・ギュリは、日本でも熱狂的な人気を獲得した韓国の女性アイドルグループkaraのメンバーで、リーダーも務めていました、karaが事実上の解散状態となっている現在は、ソロ活動として映画やドラマに出演するなど女優として活躍しています。艶やかなムードの美女で、どことなく神秘的なイメージもあってか「女神」と呼ばれるほどのカリスマ性を漂わせています。
写真:wowkorea.jp
karaのデビュー前からのメンバーで当時ギュリが最年長だったことから、リーダーとなったと言われています。女神であり、リーダーでもあるギュリは、そういったイメージそのままのクール感をたたえた美貌とは裏腹に、おっちょこちょいな面があったり、高所恐怖症だったりと愛すべき面が多く、リーダーというよりも年上のお姉さん的ムードでメンバーの相談事に親身に対応するなどの温かい人柄も、多くのファンを魅了していました。グループとしてのkaraそのものは、メンバーの入れ替わりが激しかったり、何かと大変な韓国芸能界の荒波にもまれながらも熱狂的なファンからの支持はそのままに、現在は惜しまれつつ、karaとしての活動は休止しています。
写真:ameblo. jp
karaとしての活動はしていないものの、メンバーそれぞれに固定ファンがおり、特に女神・ギュリには、日本でも熱烈なファンが多く、ギュリ個人に対しての日本でのオフィシャルファンクラブも発足しています。ギュリはもともと日本の漫画やアニメのファンということで、日本語もかなり勉強しており、その点でも日本のファンに深く愛され、kara活動休止後も、いっそう支持される形となっています。日本のオフィシャルファンクラブ発足後の今年2017年4月末、ギュリは都内でファンミーティングを行っており、それに先立つ2017年4月8日には、女優パク・ギュリとしての主演映画「サヨナラの伝え方」が日本公開されています。ファンミーティングは、映画鑑賞後の感動冷めやらぬファンたちにとって、最高のタイミングで開催されたと言えます。
写真:ameblo. jp
ファンミーティングでギュリは、ファンクラブ発足の祝賀ケーキの入刀や、ファンが待ち望んだソロ曲の熱唱、ゲームコーナーなどのお楽しみタイム等ももうけ、さまざまなファンサービスを繰り広げました。その中でもファンに感銘を与えたのが、ファンミーティング終盤、ギュリ自身の言葉でファンへの思いや、今後の歌や演技への姿勢を語るための手紙の朗読で、落ち着いて気持ちを伝えたいがために、あらかじめギュリがしたためた手紙を、彼女自身が会場で朗読するといった形式で披露されました。
写真:ameblo.jp
その中で、ギュリが6歳で子役として女優デビューしていた話や、20歳でkaraとして歌手デビューし、23歳で日本を初めて訪れて以来、日本のファンへの感謝をいつも強く感じており、その感謝をどう伝えたらいいか常に考えていることを語りました。真摯な語り口調で、感謝の涙を浮かべながらファンへの思いを切々と訴えるギュリの姿に、会場のファンも当然のごとく貰い泣きする人が続出し、その後のアンコール曲の熱唱への拍手喝采など、この上なく感動的なファンミーティングとなったと言われます。
写真:kara-fans. blog. so-net. ne. jp
ギュリのテレビドラマ出演としては、韓国では放送済の警察署が舞台のドラマのヒロイン役を務めたものが最新作となっています。日本では先日BS放送があった韓国時代劇にも登場しており、主人公を慕う聡明な美女役で実力派女優としての道を着実に歩んでいる様子が見て取れるものとなっています。ファンミーティングで朗読した手紙で、「短い時間だけ咲いて散る花よりも、いつでも隣で見てもらえる花になりたい」といった表現で、この先の自分の活動のあり方を表明するかのような言葉をファンに伝えており、その通りに活躍していくギュリを、多くの人が応援し続けることは間違いないと考えられます。