2020年10月27日、元ものまね芸人でタレントのおかもとまりさんはツイッター上で誹謗中傷を受け、弁護士に依頼していたことを自らのブログで発表しました。
プロレスラーの木村花さんが今年5月に、ネット上の誹謗中傷により自ら命を絶ってしまうという痛ましい事件が起こりました。
それからというもの誹謗中傷に声をあげる芸能人たちが増え、開示請求を求め弁護士に相談する例が多発しているようなのです。
そんななか、おかもとさんも開示請求を求めた中の一人で、開示請求を決意した理由として次のように明かしています。
・私個人ではなく、大切な人までもを”悪質”な虚言で中傷をする言葉があった。
・近くにいる人が書き込んでいるのではないか?という恐怖があった。
またブログには自身が悩まされてきた誹謗中傷について、〈今、SNSは便利が故に簡単に人を“壊せる”環境も作れます。(中略)言論の自由だと相手は主張しても、実際に裁判で「違法」になることがあります〉と記しています。
開示請求をするにあたり弁護士事務所への相談にも行ったことを明かしているおかもとさん。
価格は1万円だったといい、弁護士の中にも得意不得意などの分野があり、おかもとさんが最初に相談した事務所では今回の案件は「厳しい」とのことで、一度諦めたそうです。
しかしどうしても諦めきれず、ネットで方法を検索をしていたところ弁護士YouTuber・福永克也氏の存在を知り、また共通の友人も多く、今回の件を相談することになったと明かしています。
そして同日の27日、おかもとさんは福永弁護士のYouTubeチャンネルにも出演し、自身が誹謗中傷された掲示板のコメントを読み上げました。
福永氏はこの書き込みを見て「(書き込んでいるのは)おそらく同一人物」「すごく詳しく書いているので、距離の近い人が書いている可能性が高い」「悪質性が高い」と説明。
この件は現在、裁判所に提出中とのことで詳しくは語られませんでしたが、動画の最後でおかもとさんは、書き込んだアンチへ向け、正直に名乗り出れば許すと呼びかけました。
果たしてこの動画がアンチに届くのでしょうか…。
開示請求するにあたり、時間や費用もかかり精神的にも大変な思いをするかと思われますが、芸能人が積極的に発信するのをきっかけに、誹謗中傷が無くなることを願いたいものです…。
今回、おかもとさんからの報告にファンから以下のような応援のコメントが寄せられています!
『応援します。誹謗中傷に負けないで下さい!』
『勇気を出して開示請求してくれてありがとう』
『麻里さんのように発信力のある方の活動が世の中から誹謗中傷を失くすきっかけとなるように願っています』