fns歌謡祭は人気の音楽番組として定着した感がありますが、最近では口パク疑惑が噂になるようになっています。というよりは既に口パクしかいないとまで言われるぐらいまで、その噂は広がっているところです。
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このことは、実際にfns歌謡祭に参加したアーティスト自身の口からも飛び出したりしています。というのは、fns歌謡祭では普段ではあまりしないようなメドレーなどを歌ったりするので、口パクでないと覚えられないということもあるようです。普段歌っている曲とは違った進行になるので、歌を度忘れするようなリスクがあるので、口パクをした方が安全ということもあると考えられます。
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生歌を期待している人からすると、ちょっと待ってよということになるのかもしれませんが、このfns歌謡祭の為だけに練習をしているという人はまずいないでしょうから、この時の為だけのメドレーを覚えるということの方が大変です。特に普段歌っているところでやめて、別の曲になるということは、かなり練習をしなければ間違えてしまいます。しっかりと記憶している人ほど間違えやすいということになるでしょう。間違えないでメドレーのような今回限りの曲が全員歌えていることの方が奇蹟と考えるべきなのです。
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何しろfns歌謡祭に出てくるような人は売れっ子がほとんどです。過密なハードスケジュールのなかで、一回限りの歌を覚えるなどなかなか出来ないでしょう。それであれば歌は口パクにということになるのも仕方がないのかもしれません。今では口パクは半ば公然の事実のようなものともなってきています。
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ただ、こうした流れに対して、音楽番組では口パクをNGとするところも出てきているようです。一部の音楽番組が口パクをNGとしているともいわれだしました。ただ、fns歌謡祭のようなものとなるとまだ難しいでしょう。これがアーティスト達にとって、どれだけの価値があるのかということにもよって、対応は変わることになるのでしょう。口パクをNGとしてそれだけの価値のある番組だと考えればそれに応じるようになるかもしれません。
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fns歌謡祭という名前からして、歌のお祭りなのですから、そこまで厳格にする必要はないのではとも思います。お祭りの歌であれば、アーティストが最もいいと思う方法を好きにしてあげればいいのではともいえそうです。生歌よりも口パクの方が音質的にはいい音が聞こえるわけで、むしろその方がいいという人もいるかもしれないのです。