今月1月14日に読売テレビで放送された『情報ライブ ミヤネ屋』で番組のMCを務めている宮根誠司さんの発言が、現在ネットで批判が殺到し物議を醸しています。その内容というのが、この日番組で取り上げた桃田選手のクアラルンプールでの事故についてのものなのですが・・・
この日、ミヤネ屋の番組内で、日本テレビ・笹崎里菜アナウンサーが、日本バドミントン協会がマレーシアで交通事故に巻き込まれた桃田賢斗選手が15日に帰国予定であると発表した会見について、報道しました。桃田選手は無事であると伝えられ、会見でも涙ぐむシーンがありました。
この日、午後2時すぎから、東京都内で日本バドミントン協会の銭谷欽治専務理事が会見を行いました。会見では、マレーシアで起きた事故についての説明と、桃田選手は全身打撲などのケガがあるとしたものの、鼻などを骨折したとの一部報道を否定し、骨折はないと明かしました。
桃田選手やコーチらは、クアラルンプール近郊の病院でMRI検査などを受けた後、現地医師の許可を得たとのことで、本日15日の日中便で帰国することが決定したと明かしました。さらに今後については、桃田選手について、帰国後日本で再び精密検査を受けしばらく休養し、3月の全英オープンで復帰する見通しだと話しました。point 205 | 1
しかし、非常に残念なことに桃田選手の乗っていたワンボックスカーを運転していた、24歳の運転手さんはなくなってしまいました。この会見についての映像が流れると、宮根さんは、桃田選手を慮った上で、しかし「(桃田選手は)オリンピックで金メダルに一番近い人、それも世界ランキングずっと1位の人ですよ? この人を運ぶのにもうちょっと慎重になれなかったのかなと思いますけどね」と死亡した運転手を批判するようなコメントを述べたのです。point 268 | 1
この心無い発言に、ネットからは「さすがにそれはおかしくない?」「桃田選手もドライバーの方も同じ命でしょ?随分失礼な言い方」「桃田選手が国賓の大統領のように扱っていて怪我させたみたいな報道やめてよ」「運転手亡くなってる。一言の哀悼の意もない」と批判の声が殺到しました。