顔の悩みにも様々な種類がありますが、目が離れている、いわゆる離れ目で悩んでいる人は少なくありません。
目が離れていると顔全体がのっぺりと見える傾向にあり、改善したいと考える人も多いのではないでしょうか。
写真:googirl.jp
まず、離れ目の人は顔のパーツが外側に寄っていますので、内側に寄るように見せるメイクを行うとかなり改善することができます。
もともとの目の位置は変えることができませんが、メイク方法によっては目の錯覚効果でかなり内側によって見える効果も得られます。
写真:i-voce. jp
まず、手軽に改善できるメイク方法にアイラインがあげられます。
アイラインは目の上側や目尻側につけて、目をより大きく見せるためにつけている人も多いですが、目頭側につけると両目の間隔を狭める効果が期待できます。
アイラインはくの字型に塗ると効果的です。この場合も自然に仕上がることが大事ですので、細めのラインがおすすめですし、黒よりもブラウンのほうが自然な感じになじみ、目元が優しく見える効果も期待できます。
写真:biranger. jp
それから、目の上部分にアイラインを引くときも目頭側に太く入れて、目尻側を細くすると目が内側に寄っているように見せることができます。
アイラインは目尻の外側まで引くと、切れ長の目に見える、より目を大きく見せる効果も得ることができますが、離れ目の人は目が離れていることを強調させてしまいますので、目尻よりもやや内側で抑えておくことがおすすめです。
さらに、目頭の下の部分に少しだけハイライトを入れることも顔に立体感を持たせることにつながりますので、こちらも試してみてはいかがでしょうか。
写真:maquia. hpplus. jp
このほかでは、アイメイクには、まつ毛を長く見せるマスカラも欠かすことができませんが、この場合も目頭部分から真ん中部分に長さを出すように塗ると離れ目がより近づいているように見えます。
アイメイクではアイシャドウも欠かせない存在で、通常のメイクでは目頭部分がカラーを薄く、目尻に向かって濃く塗っていくことが多いですが、そうなると離れ目の人はより目が離れて見えてしまう傾向にあります。それゆえ、離れ目の人は逆に目頭部分を濃くし、目尻部分を薄くする工夫も行ってみてはいかがでしょうか。離れ目を改善するためには、アイメイクには様々な工夫をしたいですが、他の部位にも気を使うことで、より顔のパーツを真ん中に寄せて見せることができます。
写真:mayu. nanacollect. com
メイクでは眉毛メイクも欠かすことができませんが、眉毛が目頭よりも短い人は描き足すことで眉毛の間隔もより短くなりますので、目も内側に寄って見える効果が期待できます。
さらにノーズシャドーは普段は入れないという人も、眉頭部分から鼻の付け根部分に少し入れるだけでより顔のパーツが真ん中寄りに見えますし、鼻が高く見えて、顔全体に立体感が出てきます。
写真:joseishi. net
それから、鼻筋に明るいハイライトを入れることも目の錯覚で顔のパーツが真ん中に寄って見える効果を得ることができます。
そして血色を良く見せるためにも、顔にメリハリを持たせるためにもチークもとても大事な役割を果たしていますが、目元とはあまり関係がないように見えるチークも、つける位置によって、顔のパーツが離れて見えたり、真ん中に寄っているように見えます。
写真:biyouburogu. wp-x. jp
顔の外側にチークをつけてしまうと、顔のパーツが外側に離れて見えてしまいますので、つけるときは真ん中より内側を意識するようにつけることもおすすめです。
さらにリップも中央を強調するように口紅やグロスをつけると顔のパーツが真ん中よりに見える効果が得られます。
離れ目の改善は目元に注意がいきがちですが、顔全体のパーツを真ん中に向けることでより高い効果が期待できます。
全体のバランスの良さも大事ですので、目元だけではなく、顔全体のバランスが乱れないうようパーツを内側に寄せるメイクを心掛けていきましょう。