現在、世界中で猛威を奮っているのは、昨年末に中国・湖北省武漢市で確認された新型コロナウイルス（2019-nCoV）です。中国のお正月である”春節”があったこともあり、世界中に中国人観光客が拡散したことからも感染拡大につながりましたが、現在ネットである中国人女性が投稿した動画が大炎上しています。
この新型コロナウィルスの感染源は、ヘビやコウモリなどといった野生動物からではないかと専門家が指摘されており、食べることが自粛されているはずなのですが、中国人のある女性が、SNSにスープなどで調理されたコウモリを食する動画が投稿され、『New York Post』『Mirror』などで報じられると大炎上となっています。
専門家が、感染源としているのは、ヘビ、タケネズミ、コウモリなどの野生動物なのですが、なかでも、2002年から2003年に中国などで大流行した重症急性呼吸器症候群（SARS）のウイルスの感染源がコウモリだったとことからも、新型コロナウイルスもまたコウモリである可能性が高いと考えられているのですが、その女性が食べているのもコウモリなのです。
世界中での感染拡大により、各国政府も対応に追われているにもかかわらず、女性はこのほど感染源とされているコウモリのスープやコウモリを食する女性の動画がSNSに投稿したのです。動画では飲食店と思われる場所で、中国語を話す少女が、調理されたコウモリの両翼を掴んで翼の部分を軽く噛む様子がうつっています。
その動画をとっていると思われる女性も、食べている女性に対して、しきりに「皮じゃなくて肉を食べて！」と勧めており、食べることを煽っています。さらにこのニュースを報道した『New York Post』によると、この少女が撮影されたのは武漢市のレストランだというのです。感染源とされている場所ですよね。なぜいま…
この動画には、「これは気味が悪い。中国の人たちはどんな胃をしているんだろう。」「気持ち悪い」「私はちょっと食べられないな…。一部の人達が実際にこれを食べているとは信じがたい。」「これは（感染の）リスクを冒していると言えるだろう。」「コウモリは食べても毒ではないが、ウイルスやバクテリアの格好の宿主でもあるんだよね。」「なんで今なのか理解できない、頭おかしい」と批判の声が多く集まっています。