女優として活躍する、のんさんが昨年9月に公開された映画『さかなのこ』に主演を務め、『第46回日本アカデミー賞』優秀主演女優賞を受賞しました。来月10日に生放送される授賞式、そして、その中から最優秀主演女優賞が発表されることで、地上波復帰が現実味を帯びてきました。
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2013年、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』で人気を得たのんさんは、15年に当時所属していた『レプロエンタテインメント』との間で独立トラブルが報道されました。翌年には、同事務所との契約が切れて独立したことから、芸名として使用していた本名の「能年玲奈」も使用禁止となり〝のん〟に改名しました。point 204 | 1
独立後はテレビ界から干されてしまった状態でした。前事務所のレプロの圧力ではないかと噂されていましたが、レプロのH社長は芸能関係者から人望を集める好人物で、芸能界のドンとも呼ばれる『田辺エージェンシー』の田邊昭知社長からの信頼も厚くありました。テレビ局は、田邊社長に忖度してのんを起用しなかったという見方が大半でした。point 214 | 1
のんさんは、芸能界で干されながらも、アニメ映画『この世界の片隅に』で声優に挑戦したり、20年には映画『星屑の町』、『私をくいとめて』と立て続けに主演を務めました。しかし、地上波はNHKやTOKYO MX以外の出演はありませんでした。
今回の日本アカデミー賞授賞式は、事実上の地上波復帰になります。芸能界のパワーバランスも崩れつつあるので、のんさんの地上波復帰は近いと言えます。
今後も頑張ってほしいですね。
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