その美しさから氷上に舞い降りた天使ともいわれるフィギュアスケーターの羽生結弦選手。オリンピックだけでなく数多くの大会で優勝し、世界中の人々を魅了し続けています。そんな羽生選手に公式のデータよりも身長が高いのではないか、という噂が飛び交っています。羽生選手の実際の身長はどのくらいなのでしょうか。
■羽生結弦のプロフィール
生年月日:1994年12月7日
出身地:宮城県
血液型:B型
所属:ANA
趣味:音楽鑑賞
先にスケートを習っていた姉の影響で4歳のころからスケートをはじめた羽生選手。当初は喘息もちの身体を鍛える目的もあったのだそう。現在でも喘息が出ることはあるのだが、厚手のマスクをつけるなどして心肺機能と体力を強化するなど努力を続けています。現在では男子シングル世界ランキング1位、世界歴代最高得点記録保持者という世界の認めるトップフィギュアスケーターとなっています。
■羽生結弦の身長は?
日本スケート連盟の公式プロフィールをみたところ、現在の羽生結弦選手の身長は172cmとされています。しかし氷上の羽生選手を見ているともっと身長が高いように見える、という意見や身長が伸びているのでは、という声が多く上がっています。
2015年に朝の情報番組でV6の井ノ原快彦さんとものさしをあてて身長の比較をした映像がのこっていますが、そのときの身長差は2.
2cm。井ノ原さんの身長が175cmとされているので、その時点で173cm弱あったのでは、という推測もあります。
実際に長いあいだ171cmと公式プロフィールに表記されていたものが、最近になって172cmに更新されていたので、いまだにちょっとずつ身長が伸びているというのも、あながち嘘ではないのかもしれません。
■フィギュアスケートは高身長だと不利?
一般的にフィギュアスケートは高身長の方が不利だと言われています。身長が高いとその分、重心も高くなるので、胴長短足の方がジャンプには有利なのだそう。実際に羽生選手も、中学生の頃に1年で10cmも身長が伸びたときは、ジャンプのタイミングが合わずに苦労したことがあるのだそうです。とはいえ現在の羽生選手がジャンプを得意としていることを考えると、本人の努力があるのはもちろんですが、高身長が必ずしも不利ということではなさそうです。
実際に他のスケーターの身長を考えてみてもパトリック・チャン選手173cm、ハビエル・フェルナンデス選手173cm、ジェイソン・ブラウン選手170cmと、羽生選手が特別低いわけでもなく、背が高い選手でも有力選手は多くいるようです。
■高身長に見える理由と演技の美しさの関係
国内のスケーターと比べえた場合、高橋大輔選手168cm、宇野昌磨選手159cm、無良崇人選手169cmと、比較的身長は高い方であるが、海外の選手の中に混ざってしまうと、平均的な身長であるといえる羽生結弦選手。それがなぜ身長が高く見えるかとうと、その理由は手足の長さにあるといえます。
美しくしなやかでありながらもダイナミックな演技は羽生選手の売りのひとつ。そんな演技ができるのも、手足の長さあってこそだといわれています。そこに顔の小ささや、演技力、技術力などいろいろな要因が組み合わさって、高身長で美しい氷上の天使にみえるのでしょう。
美しい内面とは裏腹に、負けず嫌いであつい魂をもった羽生結弦選手。身長だけでなく、スケーターとしての実力もぐんぐん成長しています。今後の活躍に期待したいものです。