最近イギリスで「男性を『ハゲ』と呼ぶのはセ〇ハラである」という判決が下り注目されています。
この話題の発端は、英国のある会社で24年間、電気技師を務めていた男性が、30歳ほど年下の上司と仲たがいをしていました。2019年に、その上司のミスを指摘した際、「ハゲの嫌なやつ!」と暴言を言われ、さらに「殴るぞ」と脅迫までしてきたと言います。
“ハゲ”とまで言われ傷ついた彼は、セ〇ハラの被害で会社を「雇用審判所」に訴えたそうです。
裁判の結果、薄毛に悩むのは女性でなく主に男性に多く、本質的に性別と関係していると判断され、性別に関する身体的特徴に対し指摘することは酷い屈辱を与えることだと認め、『ハゲ呼ばわりはセ〇ハラ』という判決結果となりました。
この一件に日本のネット上では、「気軽にハゲと言えない世の中になってしまったのか」「これが犯罪とみなされるなら「つるピカハゲ丸くん」とか放送禁止番組になってしまうのかな…。」「カツラの場合はどうなるんですかね?」などの声が集まっていました。
最近やっと日本でもコンプライアンス、ハ〇スメントに関する話題について、問題視するようになりました。国外とはいえ、この判決に戸惑う人が多かったように見えます。
日本では芸能人が自虐的に“ハゲ”イジリをすることが多く見受けられます。“持ちネタ” として活躍する人もいます。その中でも、“薄毛芸人” として有名なモト冬樹さんはこの一件に関して、「こじつけだよ。訳わかんない。」と意見を述べました。
続けて、「ハゲがセ〇ハラなら、俺なんてハゲの象徴じゃんか(笑)。SNSでしょっちゅう『コイツはモト冬樹化している』なんて書かれてるし。そうなると『モト冬樹=セ〇ハラ』になるわけだ…」とコメントしました。
しかし、このようにも語ります。「ハゲと罵ることはいい事ではない。むしろ失礼なことだ。でも、無駄にハゲのせいにする人にする人がいるじゃない?例えば、『自分がモテないのはハゲだからだ』という人。すごく頭にくる。ハゲのせいにして、被害者になるみたいなことやってたら、世の中はどんどんつまんなくなるよな。ハゲは個性で、魅力的なんだ!」point 219 | 1
そして最後に、“モト冬樹”=セクハラと同義語にならないようにだけ祈ると言い、締めくくりました。
何がどうであれ、ハゲと言われて喜ぶ人はいないでしょうね(;’∀’)
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