松原タニシさんは、松竹芸能事務所に所属している「事故物件住みます芸人」として知られている芸人さんです。今までも数々の事故物件に住んできましたが、そこでも多くの心霊現象を経験してきました。そんな中、今回松原さんが体験したのはもっと恐ろしいことだったようで・・・
松原さんは、現在大阪にある事故物件に住んでいます。現在の事故物件について、「この物件はそもそも死因を教えてもらえなかった。物件管理の担当者には「内見をされてから、ご契約を確約されるならその際に、前の入居者が亡くなった場所のみお教えします」と言われた。」と話しています。
その理由について、「冷やかしを回避するためなのかもしれない。僕は内見をした後に契約する意思を伝え、『亡くなられた場所はトイレです』とだけ教えてもらった。担当者は死因を上司から教えてもらえてなかったようで、本当に知らなかった。」と話しています。
その事故物件はというと、2DKで家賃3万1000円だとか。確かにこれは安いですね・・・!他の部屋が通常家賃6万2000円ということなので、ちょうど半額であることがわかりますね。ただし、半額なのは1年限定で、2年目からは通常家賃に戻る契約だとか。その事故物件というのが・・・
その家について、松原さんは、「築50年以上の建物ではあるが、内装は完璧なほどに綺麗にされており、見た目は何も気になる箇所がない。ただ1箇所だけ、トイレからは異臭がする。それは下水の臭いとは明らかに異なる臭い。そしてどこか見覚えのあるというか、嗅ぎ覚えのある臭い……そうだ、老人の体から発される、あの特有の臭いだ。どことなく、おばあちゃんの臭いを思い出す。」と話しています。
見た目はきれいに見えるのに、臭いだけが強く残る場所。これについて、松原さんは、ある結論にたどり着く。それについて「前の入居者がトイレで亡くなったことは管理担当者から聞いている。ということは、死後発見されるのに時間がかかり、腐敗した遺〇の体液が床下まで染み込んで、クリーニングだけでは臭いまで取れなかったということではないだろうか。おそらくこれは、孤独死だ。」と語っています。
そう考えた理由について、松原さんは以下のように話しました。
「トイレや浴室で起きる孤独死は、発見が遅れてしまうことが多い。トイレ・浴室は、家という遮断された空間の中の、さらに内側から鍵がかけられる密閉空間であるため、遺〇の腐敗が相当に進行していないと異臭が家の外まで拡散されないのだ。よって、外の人間が中の異変に気づいた時には、死後かなりの時間が経っている。そのせいで死〇現場の臭いの染みつき具合はさらに酷くなるであろう。」
多くの人の怨のようなものを背負ってしまいそうで怖いですね・・・
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