引越し先の新居で夜な夜な唇を奪われ、体をいじられる女性。それでも女性は「きっと心霊現象だ」と考えていたが意外な犯人がいたことを、『The Daily Star』など海外のメディアが伝えています。
シンガポールで暮らす女性(30)が、昨年5月に恋人と一緒にとあるアパートに移り住みました。大家はふたりを歓迎し、翌月には酒を用意して飲み会まで開催。女性も参加したが少々酔ったため、ひとりで寝室に戻って眠ったところ、いきなりキスされて目を覚まします。
それに続いて胸や股を確かに触られたというが、部屋が暗かったせいで影しか見えず、相手の顔を確認することはできなかったそうです。
「彼氏かな?」。そう考えた女性だが、体をまさぐる男の頭は毛がフサフサ。しかし彼氏の頭は禿げあがっているため、女性は「彼氏じゃない」と確信。
驚き混乱しているうちに恋人も部屋に戻り、“黒い影”も姿を消したとのこと。この話を聞いた恋人は驚き、「影?それはきっと幽霊だ」という考えに至ったそうです。
なおこのアパートで暮らす”男性”は、大家と彼氏のみ。そこで女性は大家を疑ったが彼氏の幽霊説に納得し、通報は断念。だが、念のため裸で眠ることをやめ、部屋には監視カメラを設置しました。
8月には再び大家に誘われたため一緒に酒を飲んだが、深夜に再び同様の事件が起こりました。そこで監視カメラの映像を確認したところ、部屋に侵入して女性の体を触っていたのは『大家』であると判明。カップルはほどなくして別のアパートに移り、裁判を起こしました。すでに大家の妻からアパートの保証金は返してもらっているが、この件を経て女性はひどいトラウマに苦しんでいます。
幽霊ではなく人間は一番怖いということを、証明したかのような話ですね。あなたの住む家では不可解なことは起こりませんか?もし何か思うことがあれば、監視カメラの設置をしてみてもいいかもしれません。
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