新型コロナウイルスの影響でこの春の連続ドラマで最大の注目と言えば7年ぶりとなる新シリーズ「半沢直樹」でした。しかし、この状況下の中スタートを延期、その上、同じ日曜日劇場枠でも「ドラゴン桜2」が2020年夏スタートにも発表になりました。
いつまで放送延期が続くのか?
日曜劇場では、4月5日から3週連続で「下町ロケット」特集があり、さらに4月26日からは4週にわたり、「ノーサイドゲーム」特別編が放送されています。「半沢直樹」のスタート延期が発表された当初、4月5日、12日は特集の予定でしたが旧から新へシリーズの直前に放送することは当たり前です。
旧シリーズの特別編すら、コロナの深刻さを公式ホームページを見れば物語っています。民放プロデューサーはそのように語っています。「緊急事態宣言が延長されてどの局でも撮影の目途が立っておらずたとえ、5月末で解除されても、安全性や撮影準備を考えるとすぐに始めるのには時間もかかりますし、放送は無理でしょう。」とプロデューサーは答えています。
その中、5月5日に放送されたトークバラエティ「バナナサンド」には、半沢直樹にレギュラー出演する賀来賢人さんがゲストで登場した際、賀来さんは「憧れの場所」として半沢直樹の撮影現場を振り返りながら紹介しつつ、主演堺雅人さんの撮影秘話を話しました。
半沢直樹は今年放送、ドラゴン桜は来年放送開始?
また、最も昨年夏に阿部寛さんは「結婚できない男」の13年ぶりの新シリーズで主演しましたが、平均視聴率は2桁には及びませんでした。それを見たTBSの編成も心配になってきているはずです。元々は、今年の東京オリンピックが予定されていたため7月クールはどの局でもドラマには及び腰でした。その上夏はお盆休みで仕事にはなりません。「ドラゴン桜2」のキャスティングは阿部さんとしか発表していません。
半沢直樹が7月スタートになればドラゴン桜2の放送は来年になると予想されます。本来なら、半沢直樹の裏番組に出ていて出演の叶わなかった役者の事務所も営業にかけているそうです。人気番組でもありながら、新作も活実に数字がとれるかはわからないままです。半沢直樹のキャスティングもこれを機に一部変更となっていい役者が出てくるかもしれません。
まとめ
こんなことになるのであれば、半沢直樹の続編は7年も待つ必要もなく、さっさと作っておけばよかったでしょう。現実的にそういった声も出てきているからです。また、お笑い芸人の中でも人気を集めているこのドラマ二つは、みんなが、新作を楽しみにしているため期待もその分大きいとは思いますが、早くコロナの影響下、収束を目指し、来年ではなく今年放送されたら嬉しいですし、視聴率も期待できそうです。