千原ジュニアさんは軽快でキレのあるトークで人気です。思わぬ角度から切り出す笑いは彼ならではであり、お笑い芸人の中でも抜きん出ている存在です。そんな千原ジュニアさんは、実は以前と顔が違っていることをご存知でしょうか。現在では、個性的でありながらも柔らかい雰囲気も感じさせる顔ですが、ところが以前の顔は大分様子が違っています。特に目つきはまるで別人と言えるでしょう。前は吊り上がった鋭い目つきであり、まぶたも一重でした。当時はジャックナイフとも呼ばれていたようですが、その姿は正に危険な雰囲気を漂わせ、そのように恐れられていたのも頷けます。
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ところが現在では二重まぶたになっており優しい目元に見せています。ジャックナイフと呼ばれていた頃の怖さはなく、どちらかと言えば雰囲気が良くて好印象も持てるのではないでしょうか。そのような変化を遂げた理由を知っている人も多いと思われますが、実は過去に起こした事故が元で顔が変化することになったのです。
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事故が起こったのは2001年のことでした。その時、千原ジュニアさんはバイクに乗っており、道中にタクシーと衝突しそうになったとのことです。何とか衝突を回避しようとハンドルを切ったところ、そのままガードレールにぶつかってしまった、というのが事故のあらましです。
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ダメージは非常に大きく、特に顔についてはぐしゃぐしゃになってしまったようです。生死をさまようほどの危険性ではあったものの、しかし結果的には奇跡的な復活を遂げました。当然のことながら顔への手術も行っているのですが、あまりにもダメージが大きかったために顔つきも変わるほどでした。一重まぶたから二重まぶたになったのも顔面の修復手術が理由であり、現在の優しい顔つきに至っているのです。
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このような経緯があって顔が以前とはまるで別人になっているわけですが、しかし顔つきが変わったのは結果的には良い方向に転がったのかもしれません。以前の千原ジュニアさんの顔は怖く感じる人もいるでしょうから、優しい雰囲気が出たことで良い印象を持てる人も多いはずです。
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なお、事故の件については千原ジュニアさんも笑いのネタにすることがあるのですが、特に相方でもある兄についてネタにされることが多いです。それだけひどい事故で生死の境をさまよっていたにもかかわらず、その姿を見て兄は笑っていたと言いますし、見事に笑いに変える力はプロの芸人ならではでしょう。しかし実は、弟が復活すると信じていた兄は必死に戻ってくる場所を守っていたとも言われていますから、その出来事の裏には兄弟愛もしっかりと存在するのです。