大学の授業が終わった後、お腹を満たすためについつい食べてしまった食事で、最悪な事態に陥ってしまった話。
海外のオンラインメディアは、ベルギー出身の大学生Aさん(当時20)の訃報を伝えました。
Aさんは大学の授業が終わった後、家に帰ってきてお腹を満たすために、何か食べようとしていたといいます。
すると、ちょうどAさんの台所には、パスタがあったそう。
Aさんはお腹がすいていたので早くパスタを食べたくて、慌てて電子レンジに入れて温めたといいます。
そのあと、すぐにパスタを完食してそのまま眠りについたようです。
ところが、朝起きてジョギングのために早朝家を出たAさんは、激しい腹痛に見舞われてしまったといいます。
また、腹痛と同時に強い吐き気も感じたAさんは、結局、30分で帰宅。
Aさんは食中毒の可能性もあると思い、常備していた薬を飲むも、その症状は治まらなかったといいます。
数時間がたって、Aさんはベッドに横になった途端、お腹が痛くなりそのまま排水。
大学の寮に住んでいたAさんのルームメイトが帰宅すると、Aさんは倒れて亡くなっていたそうです。
剖検の結果、Aさんが「セレウス菌」と呼ばれる細菌が死亡原因だったと発表されています。
セレウス菌は、肝機能を急速に低下させるそう。
ところが、Aさんが食中毒と考え服用していた薬の成分が肝臓をさらに悪化させ、最終的に死亡に至ったのではないかと考えられています。
この事件は数年前の出来事ですが、最近ある海外のYouTubeチャンネルで話題になって、再びネット上でも議論が交わされたそうです。
この診断結果に医師は、「数日くらい過ぎても大丈夫だと思って、期限切れの食べ物を容易に食べてはいけません」と、注意喚起をしています。
みなさんも、気を付けましょう。
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