お笑い芸人「EXIT」の兼近大樹さんが以前、司会を務めるABEMA TV「変わる報道番組#アベプラ」に出演。「コンテンツの再生方法」について持論を述べた際に放った「ある発言」が大きな波紋を呼んでいるようです。
若者たちの間で動画や小説などを「倍速」や「飛ばし見」で消費する風潮が広がっていることが取り上げられた今回の放送。
これについて兼近さんは「漫才もそう。“間”があるから次につながっているので。映画でも小説だってそうですし。心理描写と風景描写を想像しながら読みから、こことここがつながっているんだって楽しめる」と指摘。
「1つの作品を1時間で読めるんだったら、10時間かけて読めって思います。そうしたらもっともっと楽しめる。作者の意図じゃないところも読み込める」とこの風潮について一喝しました。
一方で「知識をただただ詰め込むならOK」とも語った兼近さん。「僕、みんなが見てるもん見てないんです。みんなの見てないようなものをメチャクチャ見てたりするから、知識の偏りエグいんです。でもテレビに出る人はそれは損で、俺ついていけないですもん。テレビで愛想笑いしかしてない」と明かしました。
ここで共演者が「大先輩の島田紳助さんの『広く全部見ておく必要はなくて、みんなが知らなそうなやつだけ1個すごく詳しいと“物知り”って思ってもらえる』って、有名な言葉ありましたよね」とコメント。
すると兼近さんは「ダメです、その人、消えた芸人じゃないすか」と一刀両断。これに対し世間からは「兼近の言ってることは正しい」「賛否あるかもだが、時代に合わない考えを忖度せず一蹴できるのは凄い」「大物元芸能人だからといって忖度しない発言に拍手」と称賛の声もあがる他「俺もその人の名前出しちゃいかんと思うよ。兼近くんがそれを受けて話出来る立場じゃないし。」「事務所の大先輩。尊敬する先輩も多いはず。見てないけど、ホントならマズイ気はする、消えた芸人って…」「この人犯〇者のくせに何言ってんの」など批判の声も寄せられていました。
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