7月12日に放送された『超問クイズ！ 真実か？ ウソか？』（日本テレビ系）では、最新特殊詐欺に芸能人が騙されるかを検証する企画がありました。

そこに、最近チャラ男芸人としてブレーク中のEXIT・兼近大樹が出演。ほかにも、元なでしこジャパン・丸山桂里奈らをターゲットとして驚きの最新詐欺手法が明かされました。

最近、次々にあらわれる悪質な詐欺手法…

同番組では、芸能人の危機回避能力を検証するという人気企画となっています。

今回は詐欺師3人が警察と金融庁職員を演じる最新劇場型詐欺「検察庁偽サイト詐欺」を3人の芸能人に実行しました。

まず最初に、警察役の詐欺師が「逮捕された詐欺グループがあなたの口座を使っていた」と連絡すると、別の詐欺師が金融庁からの使者に扮し、当人から直接キャッシュカードを預かり、その場でカード情報をスキャニングするという大胆な手口となっているのです。

この詐欺の恐ろしい点は、「検察庁の偽サイト」を用意しているというところです。

電話を通じて偽サイトにアクセスさせた上で、本人が参考人として名指しされている「調査事件の概要が書かれた書面」を確認させることで、実際に事件に巻き込まれていると強く錯覚させるという、近年増えている詐欺のケースだといいます。

芸能人は新手の詐欺にまんまと引っかかってしまうのか？ということで、検証をスタート。

検証された芸能人3人のうち、元TBSで現在はフリーアナウンサーとして活躍中の吉田明世アナは、一度は電話に出ましたが、その後は不審がって電話に出ず詐欺を回避することに成功しました。

元なでしこジャパンの丸山は、以前にも同番組で別の特殊詐欺に引っかかったが、今回も疑うことなくキャッシュカードを渡し詐欺を回避することは叶いませんでした。

今回、新しくターゲットとされたお笑い芸人兼近ですが、普段から「駅前で知らないおじさんに交通費を貸したら音信不通になった」「おばちゃんに弁当代1000円渡した」など他人から騙されることが多いといいます。

そして今回も兼近は、警察役からの電話にはじめから疑うことなく、詐欺師に指示されるがまま行動してしまいました。

かねち、いい子過ぎて心配になるレベル…?
これは誰か常識人(りんたろーさん)がついてないとすぐ詐欺とかに引っ掛かっちゃうよ…
あと預金額を人に教えちゃダメー?
あかんぞおばさん発動しちゃうー?#超門クイズ #EXIT pic.twitter.com/vpjNfiISmH

— yuka (@yukka_exit) July 12, 2019

最終的に、目の前でスキャニングされながら、「全財産300万円ぐらい入っている。被害者の人がいたらまるごと持っていって」と被害者に自分の貯金全てを渡してほしいと偽金融庁職員に嘆願。規格外の善人ぶりを披露し詐欺に引っかかりました。

詐欺には引っかかってしまいましたが、兼近の人を信じ、自分の身を切っても他人を助けようとする姿勢には、視聴者から称賛の声があがっているようです。

兼近がめっちゃいい人すぎて心配?

— a.t (@at2016hello) July 12, 2019

兼近さんいい人。
人様の心配してる場合じゃないのにww

— ? (@YeOiz5nk6R720Eu) July 12, 2019

とりあえず兼近がいい人なのはよくわかった。

— 玄須慶'19 (@Kcr0ssS) July 12, 2019

兼近は今回の企画でチャラ男というよりも、本当に「いい人」だということがよく視聴者に伝わったのではないでしょうか。

しかし、実際には詐欺に引っかからないようにしてほしいですね！