お笑いコンビ『アンジャッシュ』児嶋一哉さんが、5月18日放送の『バナナサンド』(TBS系)に出演。番組では、児嶋さんの過去の再現VTRや当時のVTRを交えて紹介していたのですが、そこには相方・渡部建さんの存在が完全に消されていたため、視聴者から驚きの声があがっています!
旧知の仲だという、MCの『バナナマン』と『アンジャッシュ』。この日、児嶋さんの〝いじられキャラ〟が確立されたのは、なんと設楽統さんの助言があったと明かされました。
設楽さんは、児嶋さんに対する印象として「昔はもう、ただただイヤな奴だった」と回顧。デビュー当時『ダウンタウン』松本人志さんにあこがれていたという児嶋さんは、本当はポンコツなのにそれをイジられまいとして、ストイックな雰囲気を醸し出し自ら〝天才感〟を演出。当時の松本さんと同じく、服装まで上下ジャージと合わせていたようです。
その後、「すれ違いコント」でコンビとしては一躍有名になったものの、児嶋さんのキャラクターは認知されず…。しかし、転機が訪れたのは2008年、バナナマンのラジオ番組に児嶋さんがゲスト出演した時のこと。ここで設楽さんが、芸人としての児嶋さんのあり方について本音を打ち明けたのです。
実際の音声では設楽さんが、「でも、ここだと思うよ俺。マジな話」「うわべだけのトークを俺はコジとしたくないから言うけど、ここだと思うよ、コジ。分かれ道」と説得。
続けて「今のテレビって、本質の人間の面白さみたいなところがある」「コントの人って演じている自分を見せて、1回名が通ったら、そこからもう1回、個人がどういう人間かを知らしめなければいけない」と熱くアドバイス。
番組ではこのラジオ出演をきっかけに児嶋さんが自らのポンコツ体質を受け入れ「児嶋だよっ!」も誕生したと語られていました。
そんななか、当時のバラエティー番組を振り返った際、実際の映像が使用されたのですが、そこに写っているのは児嶋さんのみ。相方・渡部さんの姿はなく、不自然に児嶋さんがアップに映し出されていたことから意図的に編集がされていたと思われます。
しかし番組冒頭では設楽さんが「本日のゲストはアンジャッシュの渡部です!」とボケをかまし、「その間違いはやめろ!」と児嶋さんがツッコミむ一幕が。話のネタとして名前をだすのはいいですが、姿を映すのはNGなのかもしれません…。
今回の放送をうけ、視聴者から以下のような反応が寄せられています!
《再現VTRでこれだけ渡部カットするともう児嶋さんピン芸人だったっけ?ってなるよね》《完全に渡部の存在感が消されてて怖くなってきた》《バナナサンドで児島の過去とか紹介してるけど、渡部の話に触れないのやっぱモヤモヤする》《児嶋さんのブレークまでの再現VTRやっているけど、完全に渡部を抹殺しているのが辛すぎる。まるでピン芸人のようになってるよ》《渡部さんって映しちゃいけないのかな》