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ショルダーバッグは、重い荷物も肩からかけて負担なく持ち運ぶことができるアイテムとなり、欲しいデザインがお店で見つからないという時には簡単に手作りをすることもできます。初心者であれば、既製品のパーツを組み合わせてみたり、ミシンを持っていないという人であっても強度を出すための縫い方に工夫をすれば手縫いでも作ることができるので、世界でたった一つだけのオリジナルショルダーバッグを作ってみてはいかがでしょうか。
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◼︎パーツ選びにも力を入れよう
ショルダーバッグを作るとなると、どのような布を使うかにばかり気を取られてしまいがちですが、布の他にも肩紐やファスナー、ボタンなどの小物類の選択も重要になってきます。肩紐の場合には、布から紐にして作るという方法もありますが、直線縫いであってもうまく縫えなくて曲がってしまえば見栄えが下がってしまうことになるので意外にも難しいことになります。しかし、すでに紐状態になって販売されているものもあるので、活用してみるときれいに仕上がって短時間で完成させることもできます。また、生地とは別のものを取り入れるということは、デザイン性も高くなるというメリットがあります。
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ファスナーつけやボタンをつけるためのボタンホール作りは、初心者にとって難しくなってきますが、ファスナー開閉ではなくマジックテープにしてみたり、スナップボタンであれば手縫いでも取り付けることができ、ドットボタンであれば叩きつけるだけで取り付けができます。ボタンをとめるためのボタンホールは、家庭用ミシンでもアタッチメントがついているものもありますが、ない場合にはループで取り付ける方法があります。ループ用としてひも状になったものが販売されているので、ボタンの大きさや厚みに合わせた緩み分の長さを確保して、抜けないようにしっかりと縫い付けるだけです。
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◼︎生地の種類選びで簡単に作れる
生地は、縦糸と横糸を織って作られていることになるので、はさみでカットした部分をそのままにしておけばほつれてしまうことになります。ゴミが出てしまうだけでなく、せっかく縫ったのに穴が開いてしまうことにもなるので、縫い代の始末は欠かせないことになります。
ロックミシンや家庭用ミシンでもかがり機能があれば一気に処理することができますが、ない場合にはパイピング布で布端を包むことになります。地縫いをした後に包んでもう一度縫うことになるので手間がかかりますが、そもそもほつれない生地を使用すれば切ったままでもいいことになります。
フエルトや圧縮ウールのように圧縮をかけて作られた生地であれば、切った部分がほつれることがありません。また、合成皮革でも多少はほつれるものの、縫い代の始末をしなくても構いません。合成皮革は、革のように見せながらも人工的に作られた生地であり、布の上から合成樹脂を吹きかけるという加工が施されています。合成樹脂が水をはじくことになるので、雨の日に持ち歩くこともあるショルダーバッグも濡れることがなく、汚れても洗濯をせずに拭き取るだけという手入れのしやすさもあります。本縫いをしたら布端はそのままで構わないのですが、縫い代が多いと表側にひびいてしまうことがあるので、5ミリ程度の幅にカットしておくとカーブ部分も見栄えが良くなります。
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◼︎まとめ
初心者にとっては洋裁は難しく感じてしまいますが、ショルダーバッグは工作のような感覚で作ることができ、洋服のようにサイズを合わせたり着心地を追求することもないので気軽に作ることができるアイテムとなります。一枚の布から一から制作するというのは難しくても、ちょっとした工夫をしてみることで簡単な作り方で仕上げることができ、お友達にもどこで買ったのと聞かれるようなかわいいオリジナルデザインで作ることができます。