ここ最近、車の運転操作を誤り、子ども達の列につっこんでしまう、といった痛ましいニュースが相次いでいますが、最近もまた、保育園のスクールバスに乗る途中に近くに停められていた車にはねられ、5歳の少女が命を落としてしまったエピソードに悲しみの声が相次いでいます。

スクールバスに乗る途中に車にはねられた5歳の少女

それは韓国での出来事。こちらの両親の娘であったヘインちゃん(当時5歳)が家に送ってもらうべく保育園のスクールバスに乗る途中、近くに停められていた乗用車が突如暴走し、少女がはねられ亡くなってしまうという痛ましいニュースが報じられました。当時、現場にいた保育士は、ヘインちゃんに外傷がないことを確認した後、担任の先生に引き継ぎをし、園長室に連れていったそうです。point 259 | 1

当時、ヘインちゃんは強い衝撃ではねられただけに迅速な応急処置が必要でしたが、保育園側はそうしませんでした。それどころか、保育園側はヘインちゃんの母親に電話をかけた際「ヘインが車にひかれるところだったんですけど、怪我はないのですが、万が一のために救急車を呼びましたから」と平然としていたそうです。point 203 | 1

保育士が送ってきたメッセージがヒドすぎる！

さらに、担任の先生は母親にメッセージを送った際「お母様～今救急車乗りました～♡外傷はなく驚いたと思います^^」と不謹慎な内容を送ってきたといいます。しかし、救急車の防犯カメラを確認した結果、ヘインちゃんは酸素マスクを付けられていた状態。生死をさまよっていました。point 208 | 1

両親いわく、病院に着く5分前に救急隊員からヘインちゃんの容体について明かされたそうで、到着した際にはヘインちゃんは息を引き取っていました。両親は「最後のあいさつもできなかった」と嗚咽し「あれから3年7ヶ月が過ぎても誰も責任を取ってくれない」と訴えかけています。

保育園側の処分は？

今回、事故を起こした車の運転手は執行猶予を受け、保育園側は証拠不十分で無罪となりました。ヘインちゃんの両親は、子どもが明らかに危険にさらされている場合には、医療機関に即運ぶことを義務化する、通称「ヘイン法」を作るよう訴えかけていますが、国会では3年以上も放置している状態だといいます。point 207 | 1

もし、事故当時に保育園側が迅速に救急車を呼んでいたらヘインちゃんは助かっていたかもしれません。通常であれば、保育園側が園児の安全を守るため、近くに車などがあれば保育士が列をきちんと作り、バスに乗せることでしょう。しかし、保育園側がそれをしなかったことから安全管理が問われているのにも関わらず、罰せられることのない現実に、両親は涙を見せずにはいられません。point 233 | 1

まとめ

このように、痛ましい事故で5年の生涯を閉じることとなったヘインちゃん。現在「ヘイン法」を作るべく、国民への同意を募っているとのことですが、20万人の同意のうち、現在わずか77000人しか集まっていないとのこと。このニュースがテレビにて取り上げられた際、多くの国民が涙しているといいます。point 202 | 1

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