平野眞という人を知っている人は少ないかもしれません。彼はなんと、日本でも知名度の高い女優の江角マキコの旦那さんなのです。それに加えて、今まで数多くのドラマの演出を手掛けている敏腕のテレビマンです。
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彼は1991年に共同テレビジョンに入社しました。そして、数年間はアシスタントディレクターとして下積みを重ねます。その後は演出家となりフジテレビの代表的なドラマをたくさん担当します。まず、1998年に放送された「ショムニ」というドラマでは「女子社員の墓場」「会社の掃き溜め」と呼ばれている総務部庶務二課という部署のOLたちの活躍を描いた作品を担当します。主演は江角マキコ演じる坪井千夏で、スカッとした痛快な女を演じています。このドラマは平均視聴率が20パーセントを超え、最終回の視聴率は28.
5パーセントを記録する大ヒットを記録しました。
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そして、2000年に放送された「やまとなでしこ」というドラマでは、素敵な男性を見つければ、幸せになれると信じているスチュワーデスに振り回される貧乏な男性を通して、男と女の出会いを描くラブストーリーという作品を担当しました。主演のスチュワーデス役は松嶋奈々子で、夢を見る事に飽きない神野桜子という女性を演じ、この役で一躍スターダムにのし上がりました。そして、このドラマも平均視聴率は26パーセントで最終回の視聴率は34.
2パーセントを記録し、2000年に放送されたドラマを代表する作品となったのです。そして、主題歌であるMISIAの「everything」は200万枚を超えるなどこのドラマは社会現象となりました。
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さらに、2001年には「HERO」というドラマでは、正義感あふれる検察官と真面目だがどこか抜けている雰囲気を醸し出している検察事務官の2人の捜査活動を描いた作品を担当しました。主演の検察官は木村拓哉です。このドラマの平均視聴率は34パーセント、最高視聴率は36.
8パーセントという驚異的な視聴率を記録しました。さらに、関東地区においては全ての放送回で視聴率30%超を記録するという前代未聞の特大ヒットとなったのです。
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また、2002年には「空から降る1億の星」というドラマで2人の刑事の葛藤を描いた作品を担当します。主演の2人の刑事は木村拓哉と明石家さんまです。このドラマはサスペンスというジャンルで、そこに人気お笑い芸人の明石家さんまをキャスティングしたことから大きな話題を呼びました。そして、結果的に平均視聴率は22パーセント、最高視聴率は27パーセントを記録しました。これは2002年に放送されたフジテレビの連続ドラマでは一番の視聴率です。
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そして、2005年には「エンジン」という日本のドラマでは珍しい車のレースを舞台にした作品を担当します。これは、主演は木村拓哉でレーシングドライバーの役を演じました。このドラマでも平均視聴率が22パーセント、最高視聴率が25パーセントを超えています。
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さらに、2006年には「トップキャスター」というドラマを担当します。この作品は、スクープが命のニュースキャスターとそのキャスターのアシスタントとの2人の人間模様を描いたものです。また、想いを寄せる男性を巡って、仕事だけでなく恋愛にも燃える展開も細かく描かれています。主演のニュースキャスター役は天海祐希、キャスターのアシスタント役は矢田亜希子が演じています。この作品でも最高視聴率が23パーセントを超えるヒットを記録しています。
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また、2013年に「ラストシンデレラ」というドラマを担当します。この作品は彼氏がいない独身の「おやじ女子」を主人公に男女の本音を織り交ぜながら、色々な恋愛模様を描くラブコメディとなっています。主演の「おやじ女子」の役は篠原涼子です。このドラマは木曜10時という時間帯ながらも最終回の視聴率が17.8パーセントを記録するなどたくさんの人々の支持を受けました。
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このように、江角マキコの旦那さんの平野眞は多くのドラマの実績があります。