芸人仲間が行方不明だと報告し、安否が心配されていた〝超軟体芸人〟エスパー伊東さんがついて、友人のお笑い芸人・ビトたけしさんが消息を報告しました。
騒動の発端は、親交が深い南部虎弾が「エスパー伊東と連絡が取れない!事件性まで感じてしまう!」という知らせがツイートされたことでした。
伊東さんが所属する芸能事務所の社長でもあるビトによれば、すでに伊東さんは「ケータイを解約している」というのです。それにより、友人知人も連絡の取りようがなかったようです。
また伊東さんは以前から、老人ホームに入所しています。しかも老人ホームの場所に関しては「誰にも言ってない。公表したらホームへ行ってしまう人もいるだろうし、他の方(入所者)に迷惑掛けてしまうので」ということ。さらに長引くコロナ禍で、面会は家族でも難しく、ビトさんも伊東さんとは入所時以来、会っても話してもいないそうです。
伊東さんの気になる現在の近況は「担当の人がいなくて、他の人にさっき電話で聞いてみたが、あまりいい状態ではない」とのことです。
「入所時は『早く良くなって、また復帰しましょう』という感じだったが、今は認知症で半分寝たきり状態。人の手を借りなければ食べられず、会話も『はい』『いいえ』ぐらいで、本人もほぼ分からないようだ。コロナで外には出れず、人とも会えず、認知症が進行しているみたい。僕と会っても分からないかも」と語られました。
唯一の身内である実父も別の老人ホームに入居しており、その父親に頼まれビトさんが伊東さんの身元引受人になったそう。「頭のCTを撮ると聞いたが、その後の連絡はなく、いま生命に関わる状態というわけではない」というのがせめてもの救いだということです。
伊東さんのこうなってしまった発端としては、ボストンバッグに体を入れる芸などで股関節を酷使したのがたたり、伊東は2018年3月に「右変形股関節症」と診断。その年末に本人が会見を開いて明かし、翌19年2月には人工股関節を入れる手術を受けました。その後はリハビリや入院、転院を繰り返し、脳梗塞も発症。point 205 | 1
翌20年2月に出演したテレビ番組では、収入が途絶え、生活保護を受けていると明かしていました。
今後の状態もかなり心配ですね。
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