今や知らない人はいない人気女優・沢尻エリカさん。清純派から大胆な濡れ場までを自由自在にこなす実力の持ち主です。今回はそんな沢尻エリカさんと映画について追求していきたいと思います。
沢尻エリカさんの女優人生はこうして始まった!
実は沢尻さんは女優として芸能界にデビューしたのではありません。
2002年に『フジテレビビジュアルクイーンオブ・ザ・イヤー2002』に選出されたあと、ティーン向けファッション誌のモデルを経て女優の道に進むことになりました。
2005年の映画『パッチギ!』で演じたリ・キョンジャ役で注目を浴び、翌年には『1リットルの涙』でテレビドラマ初主演ながら清純派女優として大ブレイクを果たします。
2006年には映画『タイヨウのうた』も大ヒットし、演じた「Kaoru Amane」名義で歌手デビューをし、オリコンチャートで2週連続第1位という活躍ぶりを見せます。
大人気女優から一転…あの事件
あまりに順風満帆にスタートした沢尻さんの女優人生ですが、世間を大きく騒がせる「事件」が起きました。
2007年9月、自身が主演する映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶でずっと苛立ったかのような対応をして、取材陣からの質問にもほとんど返答しないというあまりにひどい姿に世間・マスコミからバッシングを受け、公式サイトで謝罪することに。それでも周囲との確執は拭えず、当時の所属事務所・スターダストプロモーションとの専属契約を解消させられることになりました。これにより芸能活動は中断されることになり、2010年春まで活動はストップしてしまいます。
主演映画『ヘルタースケルター』の大ヒットで完全復帰!
2012年公開の主演映画『ヘルタースケルター』が興行収入20億円を超える大ヒットを記録し、沢尻さんは見事に女優として復帰しました。沢尻さん演じる「りりこ」は全身のほとんどを整形してしまっている整形依存症。
整形でトップモデルの地位を手に入れるものの、整形手術の後遺症で心身が不安定になっていく…という難しい役柄に挑んでいます。美と性欲をテーマにしたこの映画では相手役の窪塚洋介さんとの激しい濡れ場も話題になりました。
窪塚さん曰く「撮影は、白昼夢みてたみたいな感じだった」だったそうで、壮絶な濡れ場だったことがよく分かります。当初は『1リットルの涙』の池内亜也役など清純派としてブレイクした沢尻さんですが、この映画によってその殻を破り、本格派女優として幅広い役どころをこなせることを世間に見せつけました。一時は芸能活動から離れ、「このまま女優を辞めてしまうのでは?」とも噂された沢尻さんですが、この作品で完全復帰したといえるでしょう。
2018年公開『不能犯』からも目が離せない!
『グランドジャンプ』で連載中の人気漫画『不能犯』が、松坂桃李さん主演で2018年に公開されることが発表されました。
悪事を働く人間や人の心をなくしてしまった人間を不思議な能力で次々と殺していく主人公・宇相吹正役を松坂さんが演じ、それに立ちはだかる刑事として沢尻さんが多田友子役を演じています。
警察が組織を持ってしても手に負えない宇相が、コントール不能な唯一の人間として多田が活躍することから、沢尻さんの役どころがいかに重要かが分かります。公開が待ち遠しいですね。
まとめ
誰もが知る人気女優の沢尻エリカさん。身勝手な行動で一時は芸能活動から遠ざかっていましたが、見事に復帰を果たし、大活躍中です。どんな役どころでも自在にこなしてしまう彼女の演技から目が離せません。