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特に何もしていないはずなのに部屋が臭うという事を感じたことがある方も多いのではないでしょうか。私たちは生活の中で食べ物など臭いの出るものを多く利用しているので、多くの臭いが混ざって変なにおいになってしまう事もあるのです。普段は全く気にならなくても、旅行などで数日家を空けていたあとに戻ってみると特有の臭いがあることに気が付くこともあります。よそのお宅にお邪魔した時になんとなくその家特有の臭いを感じることもあるでしょう。しばらくその場にいると臭いに慣れてしまうので全く気が付きませんが、他の人には気になるにおいというものもあります。自分にとって不快なにおいや人に不快なにおいなどをそのままにしないように、お部屋の匂いを上手に消していきましょう。
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お部屋の匂いを取り除いていくためにまず取り組んでおきたいのが、こまめに換気をすることです。日中仕事などで出かけることが多い方は、意外と換気ができていないために部屋の中に変なにおいがこもってしまうことが多いのです。できるだけ窓を開けて、換気扇を回すなどして換気をしましょう。窓を一つだけ開けるのではなく、空気が通るように向かい合う窓を開けたり換気扇を回したりすると素早く換気ができて効果的です。暑い時や寒いときには窓を開けたくなくなってしまうものですが、時間を決めて定期的に換気を行うという事を意識しておきましょう。それだけでもかなり臭いを軽減することができるようになります。
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また、布製品はにおいを吸着しやすいものなので、できるだけ洗っておくなどしてきれいにしておきたいものです。特に面積の広いものなどはにおいを貯めこみやすいので注意が必要です。カーテンや寝具、カーペットなどは常に部屋の中にあり、ニオイにさらされていることになります。嫌なにおいを吸い取って吐きだしている可能性も高いので、できるだけメンテナンスを行っていくようにしましょう。寝具などは洗えない時にはお天気の良いときに日に当ててみるという事も効果的です。カーテンは季節ごとにでも取り替えて、使っていないほうはクリーニングに出してみましょう。どうしても強いにおいがついてしまって早く取りたい場合や、カーペットのように大きなものはなかなか洗いにくいものです。布製品に使えるにおいを消すスプレーのようなものを購入して気になる時にスプレーしていくのもよいでしょう。カーテンなどにも利用することができます。
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また、毎日出る生ごみなども嫌な部屋の匂いのもととなってしまいます。できるだけ臭いを貯めこまないようにまめに片付けましょう。シンクの中に三角コーナーを置いている場合、生ごみを入れたまま放置してしまうことがありますが、こうしたところから臭いが出やすくなります。ゴミ箱に入れたとしても臭いが漏れてしまう事もあります。できれば外にゴミ箱を置いておくなどしてその都度臭いが出そうなものは外に出してしまう事や、密閉性の高いゴミ箱を利用して臭いが漏れないようにするなどといったことから対策をとってみましょう。できるだけその都度処理してしまい、貯めこまないということが重要になります。部屋の中のごみ箱に捨てざるを得ない場合は、ニオイが出そうなものはビニールで密閉したり、捨てられるときまで冷蔵庫に入れておくという方法もあります。
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こうした形で日常の中で部屋の匂いを解消するための行動をとったうえで、芳香剤などを併用していくとよいでしょう。臭いがたくさんあるところに芳香剤を使ってしまうと、ニオイが混ざってしまって逆に不自然になってしまう事もあります。そうならないようにある程度の臭いをとったうえで芳香剤を利用していくようにしましょう。