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お金がなくて死んだ子どもを「ビニール袋」に入れて「お別れ」するお母さん


貧しいせいでお葬式をするお金さえなかった母親は涙を浮かべながら大きなビニール袋を一つ準備しました。

イギリス日刊メトロは死んだ子どもの体を胸に抱きながらバスに乗った夫婦が市民の申告で警察に捕まえられたと報道しました。

メキシコシティに住んでいる女性シルビア・レヤス・バタジャ(Silvia Reyes Batalla)は当時5歳の息子を失いました。

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当時、シルビアの息子は原因知らずの病気に苦しまれて、心臓病で息を引き取りました。

息子の病気を治療するために長い道のりを渡って来たシルビアはとても悲しかったです。

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しかし、さらに問題になったのは、貧しい家のせいで子供のお葬式をするお金さえなかったという事実です。

シルビアは悩んだ結果、子供のお葬式を元々住んでいた故郷のメキシコプエブラですると決心しました。

翌日、シルビアは大きなビニール袋に息子の体を入れて、胸に抱いたまま故郷に向かうバスに乗りました。

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事情を知るわけがない周りの人々は死〇を抱いてバスに乗ったシルビアに向けた酷いことを言い続け、結局は警察に申告しました。

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現場に出動した警察は「今のあなたの行動は誰が見ても怪しい状況だ」、「お互いに気を遣う必要がある」と述べました。

当時、シルビアのそばで守ってくれていたボーイフレンドのアルフォンソ・ルプジオ・ドミエズ(Alfonso Refugio Dominguez)は、「お金がないので車を呼べなかった」と説明しました。

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これに警察は「夫婦の身なりは非常にボロボロで、確かに車を呼べそうにはなかった」、「申告が入ってきたので、調査が終わるまでは警察署にいなければならない」と伝えました。

事情を見たネットユーザーたちは「母親が子どもをなぜあのように胸に抱きしめているのかが分かる」、「お金がなくて死んだ子どもをビニール袋に入れて連れて行く気持ちを考えると胸が痛い」と切なさを表しました。

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