酒井法子さんといえば、かつてトップアイドルとして活躍し、その後女優として華々しい躍進を遂げた女性芸能人です。しかし、そんな酒井法子さんが覚醒剤で逮捕された事件が数年前に世間を騒がせました。酒井法子さんは薬物のイメージとは程遠い印象だったのでびっくりした人も多いのではないでしょうか?しかし、そんな酒井法子さんの生い立ちを調べてみると、覚醒剤の使用がライトに思えてしまうぐらい壮絶であることが分かってきたのです。
生い立ちその1「出生~母の駆け落ち」
なんと酒井法子さんは父親が服役中に生まれているという人生のスタートを切っています。酒井法子さんの父親はこの時覚醒剤で逮捕されているのです。しかも、父親が刑務所の中に入っている間に酒井法子さんの母親は若い男と駆け落ちしてしまったようです。そのため、母親は酒井法子さんを捨てて出て行ってしまったのです。しかも、まだ乳児だった酒井法子さんを夫の実家があった佐賀県のお寺に置いていったとか。
生い立ちその2「親戚に引き取られて~ 衝撃の告白」
(継母と酒井法子)
母親に捨てられてしまった酒井法子さんは、その後父親の妹に引き取られたそうです。さらに、祖母の家で育てられることもあって、九州と埼玉をいったりきたりする時期が続いたとか。その後、酒井法子さんの父親と母親は正式に離婚が成立するのですが、しばらくしてショッキングな出来事が起こります。それは酒井法子さんの母親の死です。実はこの母親の死は自殺に見せかけて殺されていたという捜査がされています。ここまで振り返るだけでも、普通の家の子供とは違うヘビーな人生を送っていることが分かりますね。実は、この時期の酒井法子さんは育ての親のことを本当の母親だと思っていたそうです。しかし、酒井法子さんが7歳の時、自分の父親が再婚する時に「本当の母親ではない」と衝撃の告白を受けてしまいます。それを期に、実の父親とその再婚相手が暮らす福岡に映ることになるのです。でも、酒井法子さんの父親は、この後すぐに離婚。別の女性と再婚してしまいます。酒井法子さんはそのまま継母と暮らすことになるのですが、心から甘える生活を送ることはできなかったようです。酒井法子さんは、後に発売する自叙伝の中で「この壮絶な経験は後に苦労が絶えない芸能界の仕事で役に立った」と語っています。ちょっと皮肉な話ではありますね。
生い立ちその3「父親は暴力団の組長」
ここまでの話を聞くと、酒井法子さんの母親の父親もひどい人なのではないか?というイメージが強く残りますよね。実は、酒井法子さんの父親は暴力団員の組長なんです。山口組系、伊豆組酒井組の組長だったようなのですが、行き過ぎた荒稼ぎが原因で破門にされて、その後闇金融を営むようになった人物だと言われています。酒井法子さんの母親が逃げ出した気持ちもちょっぴり分かってくるから不思議ですね。
この父親は平成元年の5月に山梨県の高速道路で交通事故を起こしてなくなっています。交通事故が起きた理由は、覚せい剤による不注意運転とか闇組織の抗争に巻き込まれたなどいろんな噂が巻き起こっていますが、その真相は定かではありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、酒井法子さんの生い立ちに焦点を当ててみましたが、なかなか好きな人生を送っている人物でしたね。酒井法子さんは覚せい剤の使用で逮捕されてしまったスクープがあったわけですが、父親と同じ覚醒剤で逮捕されたというのは何とも皮肉な話です。そうは言っても、それまでの生い立ちを考えると、トップアイドルとして成功し、女優として活躍した人生は拍手だと言えるでしょう。現在は、覚せい剤 からは手を引いて真面目にお仕事している様子。今後の酒井法子さんの活躍を注目して見守っていきましょう!