2020年から本名の「永山瑛太」に改名することを発表した俳優の瑛太さん。公式サイトでは、「改名のお知らせ」のタイトルで、「来る2020年最初の出演ドラマとなるTBS『あしたの家族』(2020年1月5日放送)より瑛太は永山瑛太に改名することをお知らせ致します」と報告しています。
瑛太さんはモデルとして、1999年にデビュー。当時は「EITA」という表記でしたが、俳優としての活動をスタートさせてからは、「瑛太」と改名。モデルは名字がない芸名をつけるケースが多く、瑛太さんはそのままの流れで俳優になったパターンだと言われています。
瑛太さんは今回、本名に変更する理由を次のように話しています…〈改名については以前から考えてきました。俳優としてまだまだ未熟者ですが、令和になったという節目の年に本名でやっていきたいという思いに至りました〉
俳優の伊藤健太郎さんもまた瑛太さんと同じパターンで、「kentaro」名義でモデルとして活動した後、「健太郎」を経て、本名の「伊藤健太郎」に改名。井浦新さんも同様に、本名での活動を経て「ARATA」の芸名でブレイクし、その後本名に戻しています。
この様に、ほかにも“名字がない芸名”から、“名字がある名前”に改名する芸能人はけっこう多いようで、代表的なのは、俳優・中野英雄さんの次男。「太賀」から改名した「仲野太賀」さん。「真剣佑」から改名した「新田真剣佑」などがあげられます。芸能事務所関係者の話によると…
「新田真剣佑のように、事務所を移籍したタイミングで名前を変えるケースも多いです。太賀については、実父である中野英雄との関係を公にしていなかったので、名字がなかったとも言われていましたが、特に隠す必要もないという判断もあって、表記こそ違いますが『仲野』という芸名にしたようです」
下の名前だけの芸名だと、パっと見た時に名前なのかどうか判断するのが曖昧なことがあり、文章中に入っていると埋もれてしまう可能性もあるようです。そのため、“名字付きの名前”の方がメディアから歓迎されるといいます。例えば『健太郎』のようなよくある名前だと、誰のことを指しているのか、すぐに理解しにくいので、メディアからすると、一発で誰を指しているかがわかるような名前がありがたいのだとか。
そう考えると、瑛太さんの改名は正しい選択だったのではないでしょうか。もしかするとこれまで以上の活躍が期待できるかもしれませんね!