誰もが日々の生活の中でスランプに陥ったり、なんだか物事が上手くいかない時があります。そんなとき各分野で成功した人の言葉を読むと、勇気づけられて元気になれます。実は成功した人も同じ悩みを抱えていたのです。異なるのはその乗り越え方。ロックの世界で成功し数々の名曲を生み出した「永ちゃん」こと矢沢永吉。その地位を確立するまでには様々な紆余曲折がありました。挫折しない考え方、勇気づけられる名言の数々をみていきましょう。
矢沢永吉の一歩が踏み出せないとき読みたい名言
写真:セレンディピティ
何か新しいことを始めるときなど、第一歩がなかなか踏み出せないときがあります。
写真:ameblo
「人間てね、必ずドアを叩かなきゃいけないときが来るのよ。その時、叩くって勇気いるよね、怖いしさ。どうなるのかなって思うけど、そこで分かれるよね。叩く人間とそうでない人間に」
できれば叩く人間でありたいものです。
矢沢だから叩けんたんだと思う人にはこちら。
写真:キャリアジャーニー
「世の中で大成した人ほど臆病だと思う。臆病って本当に奥深いものですよ。だって臆病ってある種のレーダーでしょ。臆病な奴は常に怖いから次どうすりゃいいか必死で探る。探して、調べる、そして緻密に計算する」
どうですか?矢沢も決して特別な人間ではなく、同じようにためらい悩んでいます。
またこうも言っています。
写真:veltra.com
「俺は天から選ばれた人間でもあるし、本当は何もない男でもある。両方分かってないといけない。自分が臆病というのも分かっている」
誰もが強くありたいと思い、他人の前で少し偉ぶってみたり賢く見せたりするものです。
でも本当の強さは自分の弱さを認めること。
弱さを自覚することで次に為すべき課題が見えてきます。
写真:考える豆腐(仮)
「最終的にドアは自分で開けなきゃ。周りは開けてくれない、開けられないですよ」
つまり、自分がどうするか、どうしたいかが重要です。いろいろな忠告や意見が行動を妨げることがありますが、最後は自分の意思が頼みです。
矢沢永吉の人生の途上に読みたい名言
写真:5セカンズ
人の悩みは年代によって異なるもの。
そのときどきの気持ちをスッキリさせたいとき読みたい名言があります。
写真:bokete
「もしレコード業界が僕らを気持ちよく拾ってくれてたら、ポリシーある矢沢はなかったと思う」
若い時には夢に向かって進み挫折を経験するもの。
しかし挫折こそが自分らしさを見つめ直すきっかけになります。
写真:フォレスト出版
「人間なんてどっかでちゃんと帳尻が合うようになってるのね。20代には20代の青さとか未完成な部分がある。そこを恥ずかしがったり、隠したり、うまく誤魔化したりしてきた人は、あとで絶対しっぺ返しが来るよ」
若いときは正面から素直にぶつかっていく。
それによって信頼できる人間に出会えるのでしょう。
写真:Googirl
「もうね、暗示かけちゃうの自分に。俺は才能があるんだ。俺は素晴らしいんだって。そう思わない限りやってられないもんね」
仕事など大きな岐路に立った時、こう言って自分を励ましたいもの。
写真:JUG DESIGN
「誰かの情けやら義理やらをアテにしてもたれ掛かっていたら、いつでも不安に脅かされることになる」
自分の能力を信じ、他人のせいにしない強い気持ちが人生において必要なのでしょう。
どれだけ努力しても、実現できない人生の夢もあります。
それを矢沢はこう言います。
写真:グッドアフィタヌーン!
「人生というのは、失うものを増やしていくゲームなんだ」
どこか淋しい感じがしますが、一方で一つでも夢が叶えば人生は成功なのでしょう。
まとめ
写真:ミドルエッジ
決して裕福ではない家庭環境からビッグになることを夢見て横浜でバンド活動を開始した矢沢永吉。初めから順風満帆だったわけでは決してなく、結成解散を幾度か経験しバンドメンバーも様々でした。ソロになった後は大成功を収めます。著書「成り上がり」を含め矢沢独特の名言は、時にモヤモヤした気持を吹き飛ばしてくれます。矢沢はこう言います「ファンは矢沢の生き方が好きだという。でも成功したから美談になるんであって、矢沢の生き方は決して特別なものじゃない」誰もがスタートは同じ人間であり、成功した人には困難立ち向かう勇気と自分を信じる心があるのでしょう。