漫画家でタレントの蛭子能収さん(72)が、2020年7月9日放送の医療バラエティ番組『主治医が見つかる診療所 2時間スペシャル』(テレビ東京系 木曜19時58分)に出演。
マネージャーのSOSにより急遽認知症の検査を受けることになったのですが、認知症治療の専門医による検査の結果、衝撃の診断結果に心配の声が上がっています。
事の発端は、蛭子さんのマネジャーのSOSだったといいます。
「最近、蛭子の記憶力が著しく衰えているので、脳の検査を受けさせたい」とマネージャーが番組に助けを求めたことにより、
9日放送の番組では「蛭子能収の認知症検査に完全密着!」として蛭子能収さんが認知症検査を受ける姿をオンエアする形となりました。
また蛭子能収さん本人も「いつまでも働いてお金を稼ぎたい!」と話していることから、認知症治療専門の病院へ行き、認知症検査を受けることになったとのことです。
病院では専門医の指導のもと脳の状態を調べるテストに挑戦する蛭子さんですが、ほとんどの問いに正しく実行することができず、簡単な暗算に苦戦していたといいます。
また、テレビ東京で放送されていた『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』シリーズで共演した女性タレント(マドンナ)の名前、さらには番組の内容までも忘れてしまっていた様子。
そして、検査の結果では、レビー小体病とアルツハイマーの合併症と診断され、これはアルツハイマー型に次いで多い認知症の一つで、脳血管性認知症と合わせて“三大認知症”と呼ばれているといいます。
また、脳の神経細胞にできたタンパク質の塊が神経細胞を傷つけ、認知症につながってしまうそうです。
既に軽度の認知症が始まっていたことが判明したということですが、この結果を受け蛭子さんは今後の活動について「できなくなったらしょうがないけど、できる間はずっと続けていきたい」と、無理のない範囲で芸能活動を続けることを誓ったのでした。
ひょうひょうとしたキャラクターからテレビのバラエティー番組に引っ張りだこの蛭子さん。
医師からはレビー小体病に効く薬で無理ない範囲で仕事をしても問題ないといわれたそうなので、無理せず現役で仕事を頑張ってほしいですね…。