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すのことは、幅の広い木材を並行に並べた裏側に薄い角材を2〜3本直角に打ち付けたもので、DIYの定番アイテムです。お風呂場やベランダなどにそのまま使うのも良いですが、複数組み合わせるだけでおしゃれな本棚が手軽に作れます。ここでは、その作り方をご紹介していきます。
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◼︎材料はすのこだけ!工具も100均で入手できます
すのこ本棚を作る上で必要な材料はすのこだけ!天板用・底板用、そしてサイドの柱代わりに2枚と合計4枚で作ることができるのです。100均ショップでも入手できますし、大きめで頑丈に作りたいのであればホームセンターでも安価で購入できます。工具に必要なのは、ハンマーと釘です。よりスムーズに進めるなら接着する際に補助として使用するボンド、大きさを調整するために使うノコギリがあればさらに理想に近いものを作る事ができます。あまりに簡単にできてしまうため、もうちょっとこだわりたい方は塗料を買ってきて組み立てる前に塗っておくのも良いでしょう。
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◼︎早速作ってみよう!
作り方は至って簡単です。まず、イスや大きめのダンボール箱を用意して、棚の柱となる2枚のすのこを両サイドに立てかけます。この時、すのこの裏側(角材がついている側)をイスやダンボールに向けるのがコツです。次に天板を、柱の板の裏側についている角材の上にのせます。木工用ボンドがあれば、仮止めをするとスムーズです。なければ直接釘をハンマーで打ち付けて固定しましょう。そして、イスやダンボールごと板を引っくり返し、底板も付けます。ここで注意したいのは、天板と違い角材の下にくるように底板を置くことです。引っくり返して棚の状態にした時に、天井板も底板も角材の上にのっていればOKです。文庫本など背の低い本を収納したいのであれば、間にもう1段足すと良いでしょう。これも角材の上にのせると強度面で心配ありません。
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◼︎他にもおしゃれな「ウォール本棚」も手軽!
雑誌や洋書、絵本を立てて置く「ウォール本棚」もおしゃれです。こちらはすのこ1枚と板材2枚、アイアンポールがあればできます。板材、アイアンポールともに100均ショップでも入手可能です。こちらもお手軽で、すのこを裏側に向けて自立するようにサイド2枚の板材を釘で打ち付け、アイアンポールを角材の少し上に平行になるように取り付ければ完成です。本を角材の上にのせれば、アイアンポールが柵のように機能して固定してくれます。
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◼︎すのこ本棚は配色やサイズをカスタマイズできるのでおすすめ!
途中に何段か追加したり、ホワイトやブラウンに着色して北欧風にしたりと、自由にカスタマイズできるのがDIY本棚の良いところ。安価な上に、裏側の角材のおかげで簡単に作りやすいすのこで、ぜひチャレンジしてみてください。