先ごろ、草刈正雄さんの愛娘・紅蘭(くらん)さんの夫が知人を殴って逮捕されました。この事件を機に、紅蘭さんは“離婚”を決意し、「事件の真相を黙って隠すのは違うと思いましたし、父も私の意見に賛同してくれたので、ご迷惑とご心配をかけたファンや世間の皆さんに本当のことを知って欲しい。」と週刊誌に初めて真実を話したようです。
紅蘭さんの内縁の夫でラッパーのRYKEYこと、下田ムトアリッキー容疑者は、7月4日午後7時40分頃、知人男性2人を殴って怪我をさせ現行犯逮捕されました。彼は3年前にも紅蘭さんへのDVで逮捕され覚醒剤の使用も発覚。刑務所に1年服役し、出所後の昨年12月、2人の間に第1子が誕生しました。その後、2人は事実婚をしたこともあって、夫婦は円満ぶりをアピールしていたのですが….
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2人は付き合い始めて4年経つそうですが、紅蘭さんはこれまで何度も別れようと思っていたそうで、今までずっと夫からのDVに脅える日々を過ごしてきたというのです。
夫に別れ話を切り出すと、「コイツ(子供)を殺してオレも死ぬ」などとおかしいことを言い出すので、別れることができなかったといいます。さらに、包丁を突きつけたり、携帯を壊されバキバキに割られたことも3回くらいあったそうで、直接的な暴力より家の中の物を壊したり凄い剣幕で罵詈雑言を浴びせてくる言葉の暴力が酷い典型的なDV夫だったようです。
しかし、以前に刑務所を出た後は別人のように変わって戻ってきたようですが、紅蘭さんの妊娠が発覚した去年5月頃から、また少しずつおかしくなっていったそうです。
紅蘭さんは出産時、夜中に破水してしまい、寝ていた夫を起こして「どうしよう?」と相談しましたが、夫は「は? オレが寝起き悪いの分かってて、なに起こしてんだよ」とブチ切れたそうです。紅蘭さんは仕方なく一人で病院に行って入院、出産をしました。
子供との生活が始まると、夫のDVはより酷くなり、育児や家事を全く手伝うことはなく。しかし、些細なことでも激怒し、シャンプーの詰め替えを忘れていると、「てめぇ何やってんだよ。お前、子供が出来たからって、家を疎かにすんじゃねぇよ!」と壁を殴って物を投げる始末。
子供が生まれていない頃は、言い返して治まることもあったようですが、「子供の前では親の怒鳴り声は聞かせたくない」と思い、「大きな声を出さないで」とお願いしても激高される毎日だったそうです。
一度、外へ逃げようとした際、夫に腕を掴まれ押し倒されたこともあったそうです。逃げられない状況が続き、仕方なく実家に助けを求めたといいます。紅蘭さんの母親が家に来ると、すごい剣幕で怒鳴り散らしていた夫の態度が急に変わり、「あ! お母さん」と笑顔になることも。しかし、段々と母親の前でも平気でキレるようになっていったそうです。
逮捕前は、夫のDV行為はピークに達していたといいます。紅蘭さんは我が子を守るために、このような壮絶なDVに耐え本当に辛い思いをしたことでしょう。今後は、自分と子供のために幸せになってほしいものです。