5月19日から3日間にわたって行われたG7広島サミットでは、初日19日には各国の首脳が広島市の平和記念公園を訪れ、原爆資料館を視察後、慰霊碑に献花を行われました。
19日放送のテレビ朝日系情報番組「大下容子!ワイドスクランブル」は、MCの大下容子アナみずから広島に赴き、現地から生中継でリポートしたのだが、カメラマンの動きが遅かったのか、もしくはマイクがオンになっていることに気付かなかったのか、「早く撮って!」という怒声がオンエアされ、視聴者からは爆笑と困惑の声があがっています。point 215 | 1
番組終盤、平和記念公園を後にする車列を背景に、大下アナは「いろんな国の車列が通ってきているような状況です。岸田総理はもう平和公園を離れているものと見られています。ここから今度は海に近いほうに移動しまして、宇品島というところのホテルでワーキングランチ、そして首脳会合へと進むことになっています」と伝え、その後、映像はスタジオに切り替わりました。
スタジオでは改めて、原爆資料館訪問後の各国首脳の表情について振り返り、テレビ朝日・コメンテーター室長の名村晃一氏がこの後の討議内容について言及したところでハプニングが起きます。名村氏が「この後、ウクライナ問題。とても重要なウクライナ問題の会合になると思います。ウクライナ問題、午後、話した後に、ひょっとすると…」と述べたとこで、「早く撮って!」という大下アナの音声が響き渡ったのです。point 248 | 1
名村氏が「21日も、日曜日にも…」と続けるも、大下アナが「名村さん、すいません。お話し中すいません」と割り込み、「お話し中すいません、こちら平和公園です。首脳のパートナーの方々が慰霊碑の前にそろいまして、これから献花が行われるようです。首脳の配偶者の方々が慰霊碑に向かって献花を行います」と続けました。point 207 | 1
映像は平和記念公園の中継カメラに切り替わり、慰霊碑の前に立つ4人の女性の後ろ姿を捉えていたが、「早く撮って!」という声のインパクトはかなり大きかったようで、SNSでは『大下アナ、生放送でガチギレしてる』『カメラまわっていない時は鬼上司キャラなのか』といった声も見られました。
大下アナは広島出身ということもあって、今回のサミットの中継にはかなり熱が入っていた模様。大下アナが『早く撮って!』と指示したことで、岸田総理夫人が首脳陣のパートナーと献花する様子が紹介できたのも事実です。少し声を荒らげてしまったのも無理はありませが、とはいえ、大下アナといえば、冷静かつ温和なキャラとして認知されているので、突然の怒声には多くの視聴者が困惑してしまったようです。point 245 | 1
[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止(違反時の法的措置)]