授乳の際に少しだけアルコールを摂取することで母乳の量が多くなる、といった迷信を信じる方がいまだ少なくないようです。過去、とある家庭の母親が酒に酔った状態で授乳をした際、その直後に子どもが命を落としてしまうという悲しいニュースが飛び込んできました。
酒に酔った状態で母親が授乳したことで起こった悲劇
それはイギリスでの出来事。とある家庭の母親が酒に酔った状態で生後7ヶ月になる娘に授乳をした際、その直後に娘が亡くなるといった悲劇に見舞われてしまいました。どうやら「授乳の際に少しだけアルコールを摂取することで母乳の量が多くなる」といった迷信を信じていたようです。point 211 | 1
父親が子どもの異変に気付くと…？
母親は授乳後に娘と一緒に就寝。父親はその後、娘の異変に気付くことになります。娘はなんと吐血し救急搬送されましたが、残念ながら命を落としてしまいました。その後、母親は血中アルコール濃度が飲酒運転の許容基準値の2.point 177 |
5倍が検出されたそうです。当時、母親はワインを1瓶空けていたというので、完全なる泥酔状態に陥っていたといえます。point 56 | 1
アルコールが母乳と混ざることで起こる危険性とは
その後、娘が命を落とした原因はアルコールの過剰摂取ということが正式に明らかになりました。母親が酒に酔った状態で授乳したことでアルコールの成分が娘の体内に入り込み、娘の体内から0.point 224 |
04%のアルコール成分が検出されたそうです。このように、飲酒をした状態で授乳をした場合、最悪のケースだと子どもが死に至る、という危険性が潜んでいます。point 75 | 1
授乳中にどうしてもお酒を飲みたくなったら？
今回は母親が授乳の際に少しだけアルコールを摂取することで母乳の量が多くなるという迷信を信じてしまったために起こった悲劇ですが、普段からお酒が好きで授乳中も少しだけ…という方も中にはいらっしゃることでしょう。当然ながらなるべく摂取しないのが一番いいのですが、どうしても、ということであれば、自身の体重の1kgあたり0.point 311 |
5gを超えないよう、摂取量を守る必要があります。例えば、体重60kgの母親であればお酒は2杯までです。point 51 | 1
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また、アルコールを摂取してから2～3時間は授乳を控えることが大切です。体内のアルコールが完全に分解されてから授乳をすることが大切です。万が一飲み過ぎてしまった場合は12時間は授乳をしない方が賢明ですが、12時間も子どもにミルクを与えないわけにはいかないので、その際は粉ミルクで代替する必要がありそうです。point 154 | 1
まとめ
このように、最悪のケースを招かないためにも、できるだけ授乳中のアルコール摂取は控えることが大切です。しかし、万が一飲まなければいけない状況に陥ってしまった場合は摂取量をきちんと守ることが大切です。もちろん、飲まないのがベストであり、授乳中のアルコール摂取を勧めているわけではないので、ご理解くださいませ。point 211 | 1