旅客機とドローン
先日、カナダのマルク・ガルノー運輸相は15日、東部ケベックシティーの空港で同国の旅客機とドローンが衝突していた事を明らかにしました。
しかし、幸いにも旅客機は無事着陸したということ・・。
旅客機とドローンの衝突はカナダでは初めてでした。
ドローンとは?
一般的に、ドローンと聞いて想像するのは、4~8つのプロペラが付いたラジコン(RC)だと思います。
確かにドローンなのですが、これはドローンの中の1種であり「マルチコプター」と呼ばれるものです。
ドローンとは無人飛行機を指す言葉です。
簡単に言うと、ドローンという大きなジャンルの中にマルチコプターが入るというイメージですね。
海というジャンルに(ドローンというジャンルに)、太平洋や日本海やインド洋がある(マルチコプターや農薬散布用ラジコンヘリがある)と例えると分かりやすいでしょうか?
今後は、マルチコプターの普及により空撮はもとより、空からの監視・観測、空からの警備、空からの物流など産業が広がっていくと予測されています。
ことらは、ドローンで撮影した映像です。
このようにダイナミックに撮影できるので最近は一般の方も使う人が増えています。
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超危険!飛行機に衝突・・
衝突があったのは12日。ケベックシティーの
ジャン・ルサージ国際空港に進入しようとしていた国内線のスカイジェット機にドローンが衝突しました。
ガルノー運輸相は「ドローンが商用機に衝突したのはカナダでは今回が初めてだ。幸いにも軽い損傷だけで済み、無事に着陸できた」と述べています。
乗客6人と乗員2人を乗せた同機は空港から約3キロ、高度約450メートルで右翼に衝突されたという。
一歩間違えれば飛行機が墜落する可能性もあるんです。
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ドローンは小さなものだから大丈夫と思いがちですが・・怖いですね。
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カナダの法律では、空港から5.
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5キロメートル以内、高度90メートル以上での娯楽用ドローンの飛行を禁止しているようです。
ガルノー運輸相は、ドローン運用者に対して
航空機の安全を脅した罪で有罪と認められれば、最高2万5000カナダドル(約224万)の罰金または禁固刑、あるいはその両方を科される可能性があると警告しました。
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そして、なんとガルノー運輸相によると、「航空安全上、懸念される」ドローン事案が今年に入って131件も起きているのです。
多いと思うのか少ないと思うかは人によって違うと思いますが、個人的には131件も人の命を脅かす事が起きていたのか・・・と考えるととてもじゃないですが少ないとは思えません。
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まとめ
まず、今回の事故で幸いだったのが乗客と乗員が無事だったという事ですね。
飛行機というのは、乗客・乗員が何百人と乗っているものであり、1つの事故がその何百人という命を奪う可能性だってあるのです。
ドローンを軽い気持ちで飛ばして、飛行機と衝突して事故を起こしちゃいましたでは済まない話しで、そのためにはしっかりとした法律の面でインフラを整えなければなりませんよね。
ドローン飛ばす側も、またそれ以外の人も安心して過ごせるようにしたいですね・・。