ここ数年よく耳にするようになった、「あおり運転」という言葉。2017年に二人の子供を乗せた夫婦の車に執拗なあおり運転をしつづけ、高速で車を止めさせられた夫婦が追突してきた別の車にはねられ、子供の目の前で命を落とすという恐ろしい事件を覚えている人がおおいのではないでしょうか。
上記の事件もきっかけは、パーキングエリアで先からはみ出して車を駐車していた被告を、夫婦が注意したということで、被害者にはなんの落ち度もありませんでした。ハンドルを握ると人格が変わると言われていたようですが、そんな人がハンドルを握るべきなのでしょうか。高速道路での追い回しや威嚇、嫌がらせ、中には相手の車に詰め寄り、相手を車から引きずりだす上記のような事件まで発生しています。2016年に「あおり運転」などにより、車間距離違反摘発事件での事件数はなんと7625件。警察は厳しく処罰するといいますが、実際はその場で対処するのはとても難しいのが現状です。
そんな中ゴールデンウィーク中に起こったあおり運転の事件が、ドライブレコーダーにとらえられてその恐ろしい実態が話題になっています。
ゴールデンウィーク中の30日、ドライブレコーダーに捉えられたのは、猛スピードで走ってきた車が突然車線変更をしようとしてきたことからはじまります。驚いた後ろの車が慌ててクラクションを鳴らすと、それに腹を立てたのか、車をぶつけるかのような操作をした上、水の入ったペットボトルを投げつけ、挙句の果てには窓から身を乗り出しなにかを叫び、にらみつけるなどした映像です。
今回はなんとか後続車が車線変更をして、「あおり運転」の車から逃げることができましたが、この事件もいつ大きな事故になってもおかしくない危険さでした。しかし、結果として事故に繋がっていないため、”車間距離保持義務違反”などに問われる程度なので、大した罰にはなりません。年々増加する煽り運転により効果的な対処法はないのでしょうか。
この恐ろしい映像に対して、ネットからは以下のような反応が寄せられています。
・名古屋の煽り運転のやつマジで頭おかしいやん、、クラクション鳴らしたから被害者側も悪いて…しかも加害者には厳重注意だけとか…
・名古屋の高速で煽り運転の映像見たけど酷かったわ 運転席からペットボトル投げてきたり 厳重注意で終わりじゃ生ぬるすぎると思った
・名古屋高速の煽り運転のニュース見たけど、そもそも名古屋人はウィンカー出さない、割り込み当たり前の運転するやつばかりでほんと危険な所です。 あんなことしといて、厳重注意って警察もおかしいね。人が死んでからじゃ遅いのに。 #名古屋煽り運転