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ドリンクバー、サラダバー、スープバー…食べ放題が常識となるファミレスの将来



写真:buzz-plus.com

最近のファミレスはどこもドリンクバーが常備されていることが多く、むしろない方が珍しいと感じてしまうくらいです。これは経営的に大丈夫なのだろうかと不安になる人も多く、ドリンクバーというのは一度オーダーをすれば好きなだけ飲むことができるので、皆が頼むと採算がとれるのか疑問に感じるかもしれません。実のところそれほど問題はなく、原価に関してはそれほど高額ではありません。また注文する客の方も、だいたいの人は食事の時に必要とする分しか飲まず、飲み放題だからといって全てを飲もうとする人は少なく、普通にドリンクをオーダーするのと感覚的には変わらないです。中には飲み放題だからと必死になる人もいますが、そういったタイプは少数派で、売り上げにさほど問題はありません。point 392 | 1

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写真:r.gnavi.co.jp

またドリンクバーの場合、何度でも飲み物をおかわりできるということで長居する客が増えて、回転率が下がる場合もあります。ただ普通の客はある程度の時間がくれば追加オーダーをしますし、ドリンクだけで粘る人はそれほど多くありません。またドリンクのオーダーによってスタッフの手間がかかることを考えれば、セルフサービスで行った方が効率的だとも考えられます。ドリンクの原価よりも人件費の方が高く、経営面で見るとむしろプラスになるわけです。point 283 | 1

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写真:r.gnavi.co.jp

そのような理由からドリンクバーを導入するファミレスが増えていて、当然と思われるようになっています。しかし最近ではそれ以上のサービスを考えるところが出てきて、それがサラダバーやスープバーといったものです。今もステーキやハンバーグをメインとしているファミレスでは常備されているところが多く、客側もセットで注文しています。ドリンクバー単品に比べて価格は上がりますが、単品でサラダを注文することを考えると安価と考えられるのか人気です。野菜は好き嫌いがあり、自分のチョイスで選べるのも嬉しいポイントと言えます。さらに栄養バランスを整えるために、ダイエット中の女性にとっても魅力が大きく、サラダバーがあるから選ぶという人もいるくらいです。またスープバーに関してはモーニングタイムに導入しているファミレスもあり、お得感が高いと人気があります。point 436 | 1

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写真:dtimes.jp

こういった流れから将来的にドリンクバーだけではなく、サラダバーやスープバーが導入される可能性は高く、ファミレスは「食べ放題」が常識になっていくのかもしれません。野菜は天候に左右されて仕入れが難しいものですが、上手く内容を考えれば十分に採算は取れますし、スタッフの手間を減らすことができます。

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写真:hanako.tokyo

食べ放題、ビュッフェスタイルというのは客側が自由にチョイスすることができて、魅力のひとつです。そして食物アレルギーや宗教上の理由で食べられない食材がある、そういった人がスタッフに相談することなく自分で選べるのは助けられます。またサラダというのは注文される頻度が少ないですが、メニューとして載せておきたいものであり、悩みとなっている店舗も少なくはありません。この時にサラダバーを導入すれば、食べ放題ということで普段はサラダを注文しない客層も頼む確率が上がります。仕入れを考えた時に、注文されない可能性が高い食材の数に悩むことがありますが、サラダバーとなると注文数の増加が期待できますし、一定数を提供する必要があるので悩まずにすむようになります。またサラダバーで食べ放題だからといって、ドリンクバー同様に、無理して食べる客というのは少ないです。通常メニューのセットという形で注文されることが多いので、食べ放題であっても普通に一皿くらいで終わらせるのが一般的だと考えられます。このような理由でメリットは大きく、導入する店が増える可能性が高いです。point 541 | 1

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