一般的にフレーバーティーといえば“紅茶”のイメージがありますが、最近では緑茶のフレーバーティーもじわじわと増えているようです。無印良品でも2018年3月から「グリーンティー」シリーズを展開しており、SNSでも若い女性を中心に大注目されています。そこで今回は、さわやかな初夏にもぴったりな本シリーズを飲み比べてみました。
鹿児島県産のオーガニック茶葉
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「グリーンティー」シリーズのベースとなる緑茶は、鹿児島県産のオーガニック茶葉(有機茶葉)。無印良品らしいオーガニックというところが高評価で、これまた注目されています。まずはフレーバーのない「グリーンティー」を飲んでみると、茶葉の香りはしっかり、まろやかな味わいながら、後味はさわやかな印象です。いれ方は簡単で、ティーバッグを1つカップに入れ、140mlの熱湯を注ぐだけ。お皿などでフタをし、約1分蒸らしたら出来上がりです。フレーバーはフルーツ系とハーブ系がありますが、すべて同じいれ方でOKです。
果実の香りを楽しむフルーツブレンド
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密かにダイエット効果が期待されるとまでいわれている、フルーツ系のブレンドティーは、「アップルグリーンティー」「日向夏グリーンティー」「グレープフルーツグリーンティー」「白桃グリーンティー」の4種類。それぞれの果実と香料を使用しています。アップルは、シリーズのなかで一番甘みを強く感じる香り。とはいえ甘味料は入っていないので、飲んでも甘さはなく、すっきりとした緑茶の味わいが楽しめます。日向夏とグレープフルーツは、口に含む前から柑橘類の香りが広がります。酸味や苦味はなく、飲めばさわやかな気分に。フルーツ系のフレーバーティーは、ダイエット中で口寂しいときにも活躍してくれそう。
クセがなく飲みやすいハーブブレンド
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ハーブ系のブレンドティーは、「ジンジャーグリーンティー」「レモングラスグリーンティー」「ルイボスグリーンティー」の3種類。こちらは緑茶とハーブをブレンドしたタイプで、香料などは入っていません。ジンジャーは、口に含むとほのかに感じる程度の香りで、辛みもなし。でも飲んだ後は気持ちが引き締まるような、ショウガ特有のキリっとした後味が楽しめます。レモングラスは、飲む前からレモンのようなさわやかな香りが漂う、リフレッシュタイムに飲みたいフレーバー。ハーブ独特のクセはあまりないので、ハーブティーが苦手な人でも飲めそうです。ルイボスティーはその独特な甘みや香りが苦手という人もいますが、こちらは緑茶とブレンドすることでマイルドな仕上がりに。色味が強いので、見た目は緑茶というより麦茶のよう。飲むとルイボスの香りがほんのり漂います。
水出しタイプも登場!
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暑い夏にぴったり!水出しタイプの「グレープフルーツグリーンティー」「白桃グリーンティー」も登場しました。こちらのティーバッグは紐がなく、ボトルにインして使うタイプ。500mlの常温の水に入れて冷蔵庫で2時間抽出します。ホットで飲みたい場合は、熱湯500mlを注いで2分待てば出来上がりです。水出しタイプは果実は入っておらず香料のみですが、飲むとそれぞれの香りが広がります。ホット専用品は、冷めると苦味が出やすいように筆者は感じたので、アイスで飲みたい人には、こちらの水出しタイプをオススメします。
それぞれ家族や友人にも飲んでみてもらったところ、香りの良さと飲みやすさがとても好評でした。緑茶の新しい世界、あなたもぜひ味わってみてください。