近鉄、巨人などで投手として活躍し、NPB通算35勝をマークした入来智(いりき・さとし)さんが10日に交通事故のため死去したことが11日明らかになりました。宮崎県都城市出身。55歳だったといいます。NPBで最後に所属したヤクルトが発表したもので、突然の訃報にネット上では悲しみの声があがっています。
プロ野球の巨人やヤクルトなどで投手として活躍した入来智さんが、宮崎県都城市で交通事故で亡くなりました。55歳でした。事故があったのは、2月10日午後9時50分ごろ、都城市の交差点で入来智さんが運転していた軽乗用車が乗用車と出合い頭に衝突しました。
都城署によると、乗用車がぶつかったのは、入来さんが乗っていた右側運転席で「軽乗用車は前部凹損で大破していた」といい、近くを通りかかった人が「畑の中に車が落ちている。50代ぐらいの男性の意識がありません」と110番通報したこともわかっています。
入来さんは市内の病院に搬送されましたが、およそ2時間半後に死亡が確認されました。軽自動車と乗用車同乗者にはそれぞれ1人の同乗者がいたが、ともに軽傷だったといいます。乗用車を運転していた男性にけがはありませんでした。現在、事故原因について捜査中で男性が通った道路には一時停止の標識と停止線があったということです。
入来さんは1990年に近鉄(現オリックス)に入団し、投手として広島、近鉄、巨人、ヤクルトに所属。2002年にヤクルトを退団し、海外でもプレーしました。ファンも多かったので、突然の訃報に悲しみの声が広がっています。
「入来さんも優先道路を走っていたような一部記事を読み、私も軽自動車に乗っているので明日は我が身と思いました。 本当に、最近一時停止しない車が増えたように思います。」
「ヤクルトとオリックスバファローズの日本シリーズを今年もう一度見たい」
「弟さんも含めて家族にとっては計り知れない 悲しみと辛さが押し寄せている事でしょう。 改めて謹んでご冥福をお祈りします。」
ご冥福をお祈りいたします。
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