先日、中国の上海の野生動物公園で恐ろしい事故が起きました。 27歳の飼育員が熊の群れに襲われて死亡したのです。
この飼育士が惨事に遭ったのは、観覧客もサファリ車両に乗ってこそ見物できる場所でした。 ここで作業をしていて熊の攻撃を受けたのです。 この飼育員が熊に襲われたため、近くで作業中の掘削機の運転手が救助を試みたそうです。
結局失敗して救助隊が到着するまでショベルカーに隠れていなければなりませんでした。 熊たちは飼育士を噛み殺した後、遺体を引いて姿を消したと言いますが、 この全ての場面を目撃した観覧客は大きい衝撃に陥りました。
観覧客の一人はこれを映像に残し、中国のSNS「微博」にアップしました。 あまりにもひどい事故に多くの人が心を痛めています。
また、どうやって飼育士が何の安全装置もなしに作業をすることができるのかと、動物園側が激しく非難しています。
この区域は事件発生直後に閉鎖されており、動物園はいつ再開場するか明らかにしていません。 また、動物園側は関係当局と協力して今回の事件を調べる方針だそうです。 調査に誠実に臨むと明らかにしたりもしました。
動物園側では「惨事から教訓を得てすべての面で安全管理をもっと強化する」と言ったりもしましたが。 これからこういうことが絶対に発生しないように徹底的に安全ルールを作り、これに従わなければならないようですね。