皆さんは「デートレイプドラッグ」と呼ばれるものを聞いたことがあるでしょうか?
何らかの薬を飲み物に混ぜ、女性の意識が朦朧としたと時レイプに及ぶことからそう呼ばれています。
最近、欧米では「悪魔の吐息」と称される史上最悪のデートレイプドラッグが流行しているのです!
旅行で海外へ行かれる方も頭の隅に入れておくといいかもしれません!
スコポラミンって知っていますか?
南米の麻薬大国と呼ばれる国はコロンビアです。
そのコロンビアで「ブルンダンガ」と呼ばれるそのドラッグの正式名称は、スコポラミン。
中央アメリカに自生するチョウセンアサガオの一種から採取される超危険な麻薬です。
かつてCIAやKGBがスコポラミンを自白剤として使用していたほども威力・・・・!
一度に大量摂取すると、体の自由を失い、意識を喪失、最悪の場合は死に至るというのです。
レイプドラック被害者が多発・・・
英紙「Daily Mail」によると、そんなスコポラミンがいま世界中で「デートレイプドラッグ」として流通しており、欧米で被害が急増しているそうです。
イギリスの有名俳優ロバート・リンゼイさんは、自身のTwitterで友人の娘がスコポラミンの被害にあったと報告しています。
被害者はロンドン市内のクラブ近くで3人の男にスコポラミン粉末を顔面にいきなりかけられたというのです。それを吸引してしまった被害者は数秒で感覚と記憶を失ってしまったそうです。その時被害者の友人がすぐに介護したため、大事には至らなかったものの、スペインでは2017年の大晦日に当時19歳の女性がスコポラミンを吸引させられた後、実際にレイプ被害に遭っています。point 189 | 1
数秒で感覚と記憶を失ってしまうなんて、とても怖いですよね・・・。
また、被害に遭うのはなにも女性ばかりではないそうです。
男性でもスコポラミンで意識を失っているうちに財布を盗まれたり、加害者の意のままに銀行口座から金を下ろしてしまったりする被害が報告されており、2015年には仏・パリで3人の中国人男女がスコポラミンを使って強盗を繰り返していたという事件も報じられました。
恐るべしスコポラミンです・・・。
検出されにくいドラック
スコポラミンを使用すると、服用後およそ2時間から6時間程度で血中から無くなり、尿検査でも服用後12時間以降は検出さにくいと言われています。
被害者は意識を失い、記憶も喪失するためスコポラミンの被害にあっても立証することは難しいそうです。
そのため犯罪ドラックとして使用されることが多いようです。
そんな危険なドラッグはどこから!?
もちろん日本では麻薬は禁止されています。
しかしイギリスではスコポラミンは禁止薬物ではないため、オンラインでの入手は法的に問題なく、中国の大手通販サイト「アリババ」などで簡単に購入することができるそうです。
値段も安く、中国からイギリスに送る場合、100g約 2200円、1kg 約17万円程で買えちゃうそうです。
このように安易に買えてしまうので、犯罪に使用される割合も多いと考えていたほうがいいでしょう。
まとめ
過去、日本人観光客が外国でスコポラミンによる犯罪に巻き込まれている実例もあります。
ネットでの話、自分には関係ない話とは考えをせずに気を付けましょう。
知らない人から貰ったの食べ物・飲み物は絶対飲まないでください!
自身の身は自分で守りましょう!