以前『スッキリ』(日本テレビ系)に出演したタレントでモデルの本田翼さん。今や すっかりゲーム好きのイメージが定着した彼女が、ゲームにハマっている子供がいる親に向けて「どうしても言いたいことがある」とし、ゲームと子育てに関する持論を述べて話題になっているというのですが…。
5月4日(火)あさ9時30分ごろ〜#語ってMYLIFE🍀
“ゲーマー”本田翼が語る「おすすめゲーム」🎮
大人も子どもも夢中になれる&本田翼が本気ではまったゲームを熱くプレゼン🔥自ら開発したゲームも紹介。
ゲームファンはもちろん、ゲームをやらない人も必見です!#本田翼#ゲーム#スッキリ pic.twitter.com/NiIfRA4842
ADVERTISEMENT — スッキリ(日本テレビ) (@ntv_sukkiri) May 3, 2021
「素晴らしきゲームの世界」というコーナーに登場した本田さんは、「人生で大切なことを教えてくれた友です」。こうゲームを語ったほどの熱烈なファン。番組によると、7歳のころに兄の影響で「ドラゴンクエスト」にハマったそうです。撮影の合間にこっそりプレイしたり、オフの日に食事を忘れて没頭したりすることもあるとか。熱を入れる余り、本田さんの製作総指揮で、スマホ用ゲームアプリをプロデュースしたほどです。そのような立場から…
〝どうしても言いたいこと〟として、「ずっとゲームしているお子さんを見ると、『ゲームあと何分よ』って区切りたくなる方、多いと思います。『あと30分ね』とか『10分だけよ』とか…」と 子を持つ親にモノ申し始めました。
番組司会の加藤浩次さんが「なんで?」と口を挟むと、本田さんは、こう続けたのでした。
「やめてあげてほしい。最近のゲームは時間じゃないんです、試合で区切るんです。だから親御さんに言いたいのは『あと1試合だけよ』って言ってほしい…」と 本田さんは時間で制限しないように、ゲームをする子どもの視点に立って 全国の親に訴えたのでした。
それには 出演者もびっくりして笑い、加藤さんは、「えっ、1試合って言ったら止める?」と聞き返したのですが…。これに対し、本田さんは、「止める」と断言。
「バトルロイヤルゲームは試合終わらないとやめられないんです。30分で試合を終えられるかというと、終えられないこともある」など、ゲーム事情を交えながら訴えかけていったのでした。
そして 最後には、「あと1人倒せば優勝できるという時にお母さんがプチッとすると、子どもはお母さん嫌いになっちゃいます。(ご飯の時は)30分前ぐらいに子どもに『あと1試合よ』って、手前で言ってあげてください。そしたら子どもも喜んでご飯を食べに来てくれると思います」とコメントし、親たちへゲームに関する正しいしつけを提言したのでした。
”ええお母さんなるで… ” 教育的視点が抜けた“ゲーム優先”の物言い⁉賛否の声が相次ぎ…
この発言に対しては、時間制が向いているゲームもあるとの指摘もあったようですが、ゲーム愛好者らからは 共感する声も多かったようで、ネット上では…
《この意見はすばらしい》
《本田翼さんはゲーマーの味方です》
《バトロワ系のゲームやってるから分かる》
《私自身ゲームするので、子どもにはこの面クリアしたらいったん終了と言ってきた。ゲームの事では怒った事ないや。本田さんの言うことは合ってると思う》
などといった肯定的な書き込みのほか、《ええお母さんなるで… 》
などと称賛する向きもあったようでした。
しかし、当事者の親たちからは反発の声も上がってしまったようで、ネット上には…
《ゲームに生活を合わせていくのが普通だと思ってるんだね》
《子どもがいない人に言われても… 無責任なことは言わないで欲しいわ 》
《時間で制限した方がいい 大人になってからも時間の管理はどの仕事でも必要になるし 》
《学校の授業で区切りが悪いからって授業時間を伸ばされたら嫌でしょ?って言ってやればいい 》
《言いたいことはとてもよくわかるけど、本田さんが 子供を持つ親の立場になってからも 同じ事が言えるかな⁉ 》
《時間守るって大事だよ。ゲームだけに限らず決められた時間の中で動くことは子どもの頃から学ぶべきだし、それを知らずに育って社会に出てから困るのは子ども 》
等など、まだ子育てを経験していない本田さんの無責任さを指摘する声が殺到してしまったようでした。
「本田が語っているのは、あくまでゲーム好きの視点から子どもに同調しただけの論理。決められたルールの中でどう楽しむかを工夫したり、世には理不尽なこともあると学ばせる教育的視点が抜け落ちています。子育てを経験していない以上、子どもの側にしか立てないのはある種当然でしょうね。よく橋下徹元大阪府知事が、政治家と学者の関係を引き合いに『学者は理想論ばかりで現場の実態を知らない』『実態を知らないのに無責任な批判ばかり』などと言いますが、これと同じ構図。経験していない以上は、実態を知らない理想論しか振りかざせないのです」(教育評論家)
「ゲームを楽しむ」童心を忘れないことも ある意味、彼女の魅力でもあると言えるのでしょうが… 親の世代から〝非常識〟と言われない範囲に留めるバランス感覚も大事なのかもしれませんね。
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