中国・武漢市を中心に新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
名古屋市の河村たかし市長は2月10日、友好都市の中国・南京市にマスク10万枚を寄贈することを明らかにしました。
河村たかし名古屋市長は報道陣の取材に対して、
「友人が困っていたら応援するのは自然の情。わしは元々、仲良うしよまいと言っている」と語りました。
名古屋市が南京市へ送ったマスクは、新型インフルエンザなどの発生時に区役所などの窓口業務用として市が備蓄している36万枚のうちの10万枚。
同市の発表によりますと、南京市が1月末、日本での防護服の入手ルート先を尋ねてきたのを受けて、今月6日にマスクの寄贈を打診。
南京市は9日に中国駐名古屋総領事館を通じて、
「医療現場を含めマスクが不足しているのでありがたい」と受け取る意向を伝えてきたといい、
在名古屋中国総領事館を通じて送ることになったとしています。
両市は1978年に友好都市提携を結んだが、河村市長が2012年、
南京大虐殺について「通常の戦闘行為はあったが、いわゆる南京事件はなかったのではないか」
と南京市関係者に発言したことを発端に、公的な交流が途絶えていました。
しかし、河村氏は10日、報道陣の取材に「友人が困っていれば、応援するのは自然の情」と述べたということです。
新型コロナウイルスの影響により、国内のドラックストア等でもマスクが品薄になってきていますね。
そのため、この報道には否定的な声もたくさんあがっているようです…。ネット上では、
「日本の医者関係者はマスクは対して役にたたない、気休め程度と大連呼。でも市民達は自己防衛、他人にうつさないようにとマスクを買い求め。健康な人はしないでいいのは確かかもしれないが無自覚の感染もあるみたいだし、健康ってわかるのかな?医療関係者もマスクが不足してるみたいだし、市民も何軒もドラッグストアーにいってるみたいだし、とりあえず国内需要の逼迫を解消してから援助していただけたらと思います。」
「日本国内で、医療関係者さえ、マスクが購入できずにいるや、不足気味との情報がある現在、連日そんなニュースが伝えられている中、マスク10万枚も余裕があるなら、国内の不足してる方そちらへ、まず渡して差し上げて欲しいと思うのが自然ではないでしょうか。」
「病院でもマスクの在庫が心細いと報道があるなか、老人ホームに看護師として勤務中の母。学校の調理師として勤務中の嫁。二人ともマスクの在庫があと何日か、だそうだ。このままだと日本もウイルスが感染天国になってしまう。在庫在るなら日本で配ってくれ。」
などの声が上がっていました。